ハイキュー!!の聖地巡礼スポット5選!東京予選のモデルとなった体育館まで
『ハイキュー!!』は、2012年に漫画が出版され、2014年にアニメ第1期が放送されてから今も多くの人気を集める作品です。バレーに情熱をかける熱き青年たちの物語に胸が熱くなった方も多いのではないでしょうか。
キャラクターの一人ひとりが本気でバレーに向き合っているからこそ、胸に響く名言が多いのも『ハイキュー!!』の魅力のひとつです。2024年6月現在ではアニメ4期まで放送されており、待望の劇場版『ゴミ捨て場の決戦』が公開されています。
これからもまだまだ目が離せない作品です。そんな、『ハイキュー!!』の舞台となっているのは岩手県の軽米町。軽米町には『ハイキュー!!』を感じられる聖地が多くあります。
本記事では、この作品の舞台である岩手県軽米町を中心に、聖地巡礼の魅力やおすすめのスポット5選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハイキューはどんな作品?
ハイキューは、主人公である日向翔陽が相棒の影山飛雄と共にバレーボールの全国大会優勝を目指し、ライバルたちと熱い闘いを繰り広げていく物語です。
ある日、日向翔陽は高校バレーのテレビ中継を見かけ、『小さな巨人』と呼ばれる低身長ながらもコート上で活躍する選手の存在を知ります。日向はその選手に憧れを抱き、小さな巨人が在籍した宮城県立烏野高校に進学してバレー部に入部します。
しかし、烏野高校バレー部にはかつて強豪といわれていた面影はなく、落ちた強豪・飛べないカラスと呼ばれていました。そこで日向たちは、名誉挽回のために全国大会優勝を目指します。
烏野高校バレー部の個性豊かなメンバー達が、さまざまな挫折を味わいながら全国大会優勝に向けて切磋琢磨していく物語です。
ハイキューの聖地巡礼スポット
ハイキューの舞台は岩手県の軽米町です。作中にでてきた聖地が数多くあり、ハイキューの世界観を味わうことができます。
今回紹介するハイキューの聖地巡礼スポットは以下の5つです。
烏野高校のモデル
烏野高校バレー部がよく行く坂ノ下商店のモデル
東京合宿時の森然高校のモデル
日向が影山にリベンジを誓ったシーンで登場。
インターハイや春高予選の会場として登場。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ハイキュー聖地①軽米高校
・烏野高校のモデルとして登場。
1つ目のスポットは、軽米高校です。軽米高校は、日向や影山たちが通う宮城県立烏野高校のモデルとなっています。
作者である古舘春一先生の出身校でもあるそうです。作中では、日向たちの高校生活を描くために度々登場しています。
中に入ることはできませんが、学校の外観や校門近くにある体育館からハイキューを感じられるスポットです。
ハイキュー聖地②兼田商店
・烏野高校バレー部のよく行く坂ノ下商店のモデルとして登場。
2つ目のスポットは、兼田商店です。作中では、烏野高校バレー部コーチの烏養繋心(うかいけいしん)が経営する坂ノ下商店のモデルとして使われています。
烏野高校バレー部が部活後によく通うお店であり、みんなで肉まんを食べているシーンが印象的です。また、日向がチームの良さを改めて感じた場所でもあります。
軽米高校からすぐのところにあるため、ぜひ訪れてみましょう。
ハイキュー聖地③軽米中学校
・東京合宿の際の森然高校のモデルとして登場。
3つ目のスポットは、軽米中学校です。作中では、東京合宿の際に登場した森然高校のモデルとなっています。
校門前にある階段の光景は非常に再現性が高く、作中にでてきた森然高校そのものです。烏野高校がチームとして大きく成長するきっかけの場所のため、ファンなら訪れたいスポットといえるでしょう。
ハイキュー聖地④軽米町町民体育館
・日向が影山にリベンジを誓うシーンで登場。
4つ目のスポットは、軽米町町民体育館です。作中では、中学生の日向と影山が初めて出会った場所のモデルとなっています。
試合に負けた日向が、影山にリベンジを誓うシーンが印象的です。影山もまた、日向に才能を感じた場所であり、物語の中でも重要な場所となっています。
他にも、影山と青葉城西高校キャプテン・及川徹が初めて出会った場所としても有名です。影山・及川ファンなら一度は訪れたい聖地になります。
ハイキュー聖地⑤カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
・インターハイや春高予選の会場として登場。
5つ目のスポットは、カメイアリーナ仙台です。作中では、全国大会への出場をかけたインターハイや春高予選の会場として使用されています。
数々の名言が生まれた白熱の試合が繰り広げられた場所であり、ハイキューファン必見の聖地です。特に青葉城西高校との試合が印象的ではないでしょうか。
カメイアリーナ仙台では、無料で施設見学ツアーを開催しています。ハイキュー×カメイアリーナ仙台のオリジナルパンフレットがもらえたり、記念スタンプもあるためぜひ訪れてみましょう。
まだまだある!現在も実在する『ハイキュースポット』
ハイキューの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら知っているおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ハイキュー聖地⑥舘坂電器商会
1つ目のスポットは、舘坂電器商会です。作中では、日向が初めて『小さな巨人』を知ったテレビ中継がされていた場所である、ユキガオカデンキのモデルとなっています。
日向がバレーボールを始めることになったきっかけの場所であり、物語の始まりの場所です。ハイキューファンなら知っているおすすめの聖地巡礼スポットになります。
ハイキュー聖地⑦たけさわストア
2つ目のスポットは、たけさわストアです。たけさわストアは、烏野高校バレー部OBの嶋田が勤めている『しまだマート』のモデルとなっています。
日向の同級生である山口が、嶋田にジャンプフローターサーブの特訓をしてもらうシーンが印象的です。山口が自身の非力さを悔やみ、チームに貢献するために努力し、成長していくきっかけの場所になります。
ハイキュー聖地⑧墨田区総合体育館
3つ目のスポットは、墨田区総合体育館です。作中では、アニメ3期の東京予選が行われた場所として使われています。
烏野高校のライバルである音駒高校と梟谷高校のメンバー達が対峙しているシーンが印象的です。建物の外観や体育館前の階段も再現度が高いため、ぜひ訪れてみましょう。
ハイキューの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
ハイキューの聖地巡礼は、日向たちの母校である軽米高校からスタートします。軽米高校は電車でいくとJR二戸駅からバスで1時間ほどかかるため、車での聖地巡礼がおすすめです。
ハイキューの聖地はひとつひとつがそこまで離れていないため、軽米高校からは比較的楽に回れます。軽米高校のあとは兼田商店を通って、軽米中学校に向かってみましょう。
日向たちが毎日通っていた姿を想像しながら歩いてみると楽しめます。軽米高校を後にしたら、次は軽米町町民体育館です。
日向と影山が初めて出会い、リベンジを誓った場所のため物語における重要なスポットになります。日向がリベンジを誓った階段に実際に立ってみるのがおすすめです。
軽米町町民体育館の後は、たけさわストアに向かいます。山口が嶋田と特訓していた場所をみてみるのもいいでしょう。
最後は、舘坂電器商会です。物語の始まりの場所を現実で体感してみましょう。他の聖地であるカメイアリーナ仙台や墨田区総合体育館は岩手県にはないため、近くに行った際に訪れてみてください。
ハイキューの登場人物
ハイキューには烏野高校バレー部のメンバーを始めとした魅力的な人物が多く登場しています。その中でも物語を展開させていく重要人物は以下の2人です。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
日向翔陽
本作品の主人公です。幼いころ見た『小さな巨人』に憧れを抱きバレーを始めます。
身体は小さいものの、類稀な瞬発力、跳躍力を持つ人物です。また、どんな時でも諦めない強い精神力で烏森高校バレー部のムードメーカーの1人として活躍します。
入部当初は初心者同然のレベルでしたが、努力し続けることで才能を開花させ、チームのスタメンとして欠かせない存在へと成長していきます。
影山飛雄
バレーボールにおいて天賦の才を持つ、烏森高校バレー部の一員。圧倒的センスでコートを支配し、『コート上の王様』と呼ばれていました。
気が強く、当たりの厳しい性格から中学時代にはチーム内で孤立してしまいます。しかし、烏森高校で日向や他のメンバーと切磋琢磨していくことで、人として成長していくことに。
日向とは相棒であり、ライバルでもある物語における重要人物です。
まとめ
『ハイキュー‼︎』は青春スポーツアニメとして親しまれており、今後も劇場版2作品の公開が決まっているまだまだ目が離せない作品です。劇場版の公開が決まったことを機に聖地巡礼してみてもいいのではないでしょうか。
今回紹介した聖地巡礼におすすめスポットは以下の5つです。
- 軽米高校
- 兼田商店
- 軽米中学校
- 軽米町町民体育館
- カメイアリーナ仙台
その他にも、舘坂電器商会やたけさわストア、墨田区総合体育館など様々なスポットがありますので足を運んでみてください。ハイキューの感動を聖地巡礼で再び感じてみましょう。