神様になった日の聖地巡礼スポット9選!舞台の山梨県を中心に紹介
『神様になった日』は、2020年に放送されたP.A.WORKSによるオリジナルテレビアニメ作品です。1人の少女をめぐる「世界が終わるのが噓みたいに騒がしいひと夏の物語。」に夢中になった方も多いでしょう。
神様になった日は、予想できない展開と感情を揺さぶられるハイクオリティなシナリオが魅力です。作品を見ながら笑ったり泣いたりと、さまざまな感情を楽しめます。
そんな神様になった日の舞台は、山梨県です。山梨県には、ひなと陽太が出会った公園やみんなで映画を撮影した場所のモデルがあり、神様になった日ファンの方は必見です。
そこで本記事では、厳選した神様になった日の聖地巡礼スポット9選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
神様になった日はどんな作品?
神様になった日は、「全知の神」を自称する少女・ひなと、平凡な高校3年生・陽太の騒がしいひと夏の物語を描いた作品です。高校最後の夏休み、大学受験を控えた成神陽太(なるかみようた)の前に「全知の神」を自称する少女・ひなが現れます。
「30日後にこの世界は終わる」。そう告げるひなに困惑する陽太でしたが、次々とひなの神をも思わせる能力を目の当たりにすることに。
その後、なぜか共同生活を送ることになった陽太とひなは、周囲の人間の悩みやトラブルを「全知の力」を使って解決していきます。30日後の世界はどうなるのか、ひなは一体何者なのか、予想できない意外なラストが待っている作品です。
神様になった日の聖地巡礼スポット9選
神様になった日は、山梨県が主な舞台です。山梨県には作中に登場した場所が多くあり、足を運ぶことで陽太とひなの軌跡を現実世界で味わえます。
そこでここからは、厳選した神様になった日の聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の9つのスポットです。
陽太とひなが出会った公園のモデル
陽太と杏子が一緒に勉強していた市立図書館のモデル
陽太や阿修羅、杏子が通う高校のモデル
陽太が高校からの帰り道に通る橋のモデル
空の所属する映研部のOG・神宮司先輩が経営しているラーメン屋「天昇」のモデル
美人弁護士・天願賀子が主催する麻雀大会「リベルタス杯」の会場のモデル
陽太たちがみんなでお祭りに行った神社のモデル
空が監督を務める自主映画を撮影した公園のモデル
最終話のラストで陽太とひなが歩いていた川辺のモデル
それでは1つずつみていきましょう。
神様になった日の聖地①万力公園
・陽太とひなが出会ったシーン
1つ目のスポットは、万力公園です。万力公園は、陽太とひなが出会った公園のモデルになります。
また、杏子が母親と電話したシーンでも登場したスポットです。他にも万力公園には、陽太と杏子が幼い頃にBBQをしたスポットやOPに登場したスポットなどのモデルとなった場所があります。
作中の世界観を感じられる代表的な場所のため、神様になった日ファンの方は必見の聖地です。
神様になった日の聖地②山梨市図書館
・陽太と杏子が一緒に勉強していたシーン
2つ目のスポットは、山梨市図書館です。山梨市図書館は、陽太と杏子が一緒に勉強していた市立図書館のモデルになります。
第1話で陽太とひなが図書館から追い出されたシーンや、陽太が杏子に母親と話したいか聞いたシーンなどで度々登場しているスポットです。作中同様に、山梨市図書館は万力公園の近くにあるため、一緒に訪れてみましょう。
神様になった日の聖地③山梨県立山梨高等学校
・陽太が学校生活を送るシーン
3つ目のスポットは、山梨県立山梨高等学校です。山梨県立山梨高等学校は、陽太や阿修羅、杏子が通う高校のモデルになります。
完全一致というわけにはいきませんが、再現度は高くなっており、作中の世界観を感じられます。聖地巡礼で山梨県立山梨高等学校を訪れる際には、通学中の生徒がいるため、マナーには十分注意するようにしましょう。
神様になった日の聖地④根津橋
・陽太と杏子が一緒に帰るシーン
4つ目のスポットは、根津橋です。根津橋は、陽太が高校からの帰り道に通る橋のモデルになります。
陽太と杏子が一緒に帰るシーンやOPなど、作中でも度々登場しているスポットです。作中では忠実に描かれているため、実際に訪れてみれば作中の世界観を感じられます。
神様になった日の聖地⑤手打ち蕎麦はな花
・陽太がラーメン屋再生請負人として、ラーメン屋を生まれ変わらせたシーン
5つ目のスポットは、手打ち蕎麦はな花です。手打ち蕎麦はな花は、空の所属する映研部のOG・神宮司先輩が経営しているラーメン屋「天昇」のモデルになります。
陽太がラーメン屋再生請負人として、ラーメン屋「天昇」を繁盛する店に生まれ変わらせたシーンに笑ってしまった方も多いでしょう。中でも、「フォーリンエンジェル入りましたー!」の一言がとくに印象的です。
手打ち蕎麦はな花は、作中で忠実に描かれているわけではなく、場所のモデルとして使用されています。
神様になった日の聖地⑥山梨県防災新館
・麻雀大会「リベルタス杯」が開催されたシーン
6つ目のスポットは、山梨県防災新館です。山梨県防災新館は、美人弁護士・天願賀子が主催する麻雀大会「リベルタス杯」の会場のモデルになります。
神様になった日の全話を通して最も笑えるシーンであり、印象に残っている方も多いでしょう。「無限立直」や「途中まで貫通」「ドラ隣」など、伝説の役が生まれたスポットです。
神様になった日の聖地⑦差出磯大獄山神社
・みんなで花火を見たシーン
7つ目のスポットは、差出磯大獄山神社です。差出磯大獄山神社は、陽太たちがみんなでお祭りに行った神社のモデルになります。
お祭りのシーンでは、アニメ「Charlotte」に登場した高城が登場しており、Charlotte好きの方は印象に残っているでしょう。また、みんなで花火をみた場所のモデルになった展望台もあるため、神様になった日ファンの方は必見の聖地です。
神様になった日の聖地⑧笛吹川フルーツ公園
・空が監督を務める自主映画を撮影したシーン
8つ目のスポットは、笛吹川フルーツ公園です。笛吹川フルーツ公園は、空が監督を務める自主映画を撮影した公園のモデルになります。
ひなが捕まってしまったシーンや、物語のラストでひながみんなと再会するシーンなど、作中に度々登場しているスポットです。完成した映画をみんなで見た際に、ひなが残したメイキング映像に涙した方も少なくないでしょう。
笛吹川フルーツ公園は物語における非常に重要なスポットです。
神様になった日の聖地⑨笛吹川河川敷
・最終話のラストで陽太とひなが歩いていたシーン
9つ目のスポットは、笛吹川河川敷です。笛吹川河川敷は、最終話のラストで陽太とひなが歩いていた川辺のモデルになります。
決してハッピーエンドとは言えないラストに切なさを感じた方も多いでしょう。大学受験をやり直してまで、ひなのために生きる覚悟を決めた陽太の姿が非常にカッコよく見えるシーンが印象的なスポットです。
まだまだある!現在も実在する『神様になった日スポット』
神様になった日の聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
1つずつみていきましょう。
神様になった日スポット①ちどり
1つ目のスポットは、ちどりです。ちどりは、陽太とひなが出会ってすぐの頃、ラーメンを食べに行ったお店のモデルになります。
競馬の結果を次々と言い当てていくひなを見て、店主が唖然としていたシーンで登場したスポットです。また、陽太自身もひなの人智を超えた能力を目の当たりにして、ひなの力を認め始めるようになります。
神様になった日スポット②山響楽器店
2つ目のスポットは、山響楽器店です。山響楽器店は、陽太が杏子に聞かせるためにピアノの練習をしていた楽器屋さんのモデルになります。
毎日のように練習する陽太をみて、いつの間にか店長さんも応援しているというシーンに笑ってしまった方もいるでしょう。モデルとなったのは山響楽器店の青葉台店であり、他の聖地とは離れた神奈川にあるため注意しましょう。
神様になった日スポット③甲府駅
3つ目のスポットは、甲府駅になります。甲府駅は、陽太が杏子のお父さんを外に連れ出したシーンで登場した弘府駅のモデルになります。
また、甲府駅の周辺も作中に登場しています。中でも、久しぶりに遠出した杏子の父親が、いろいろなお店で食事をしていたシーンが印象的です。
作中に登場したお店は架空のものですが、周辺の街並みは再現度高く描かれています。
神様になった日の聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
神様になった日の聖地巡礼は、山梨市駅からスタートします。まずは、陽太たちの通っていた高校のモデルとなった山梨高校へ向かってみましょう。
その後、根津橋を経由して手打ち蕎麦はな花、万力公園へ向かうのがおすすめです。万力公園には作中に登場したスポットが多くあるため、散策してみてください。
続いて、山梨市図書館へ向かいます。途中の道に鍵面亭のモデルとなった「ちどり」もあるため、寄ってみましょう。
山梨市図書館の後は、差出磯大嶽山神社へ向かって、陽太たちが花火を見ていた展望台を訪れるのがおすすめです。その後、少し距離がありますが、笛吹川フルーツ公園へ向かいます。
防災新館は甲府駅の近くにあるため、甲府駅周辺を散策する際に寄ってみてください。また、山響楽器店のみ神奈川にあります。神奈川に行くことがあった際には、足を運んでみるといいでしょう。
以下では神奈川県に聖地のある作品を紹介しています。あわせてご覧ください。
神様になった日の登場人物
神様になった日は、以下の5人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像をみていきましょう。
ひな
本作品のヒロインであり、自らを『全知の神』と名乗る修道服を着た少女。陽太の前に突然現れ、神のような予知能力を使って周囲の人間の悩みやトラブルを次々に解決していきます。
天真爛漫であどけない性格をしており、平凡な生活を送っていた陽太の生活を大きく変えていく人物です。CVは、五等分の花嫁の四葉やヒロアカのお茶子の声を担当している佐倉綾音さんです。
成神陽太(なるかみようた)
本作品の主人公であり、受験を控えた高校3年生。幼馴染みの伊座並杏子に片想いをしている人物です。
面倒見が良く優しい性格をしており、突然現れたひなを優しく受け入れます。また、普段は真面目ながらも、ノリが良くギャグセンが高かったり、極度のシスコンという一面も。
CVは、鬼滅の刃の炭治郎や東京喰種のカネキの声を担当している花江夏樹さんです。
伊座並杏子(いざなみきょうこ)
陽太と幼馴染で同じ高校に通う高校3年生。物静かな性格をしており、容姿端麗で成績優秀な人物です。
趣味は野球観戦と映画鑑賞。陽太とは幼馴染ということもあって、一緒に勉強したり、プライベートでも一緒に過ごしたりしています。
CVは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのヴァイオレットや進撃の巨人のミカサの声を担当している石川由依さんです。
国宝阿修羅(こくほうあしゅら)
陽太と同じ高校に通う高校3年生。陽太とは中学時代のバスケ部から仲が良く、陽太の頼みにいつも付き合ってくれる良き親友です。
かつて交通事故で足を怪我したものの、過酷なリハビリを乗り越え、試合では陽太と息の合ったプレーを見せる人物です。また、陽太が杏子に想いを寄せていることを知っており、色々サポートしています。
CVは、黒子のバスケの黄瀬やハイキューの木兎の声を担当している木村良平さんです。
成神空(なるかみそら)
陽太の妹。映研部に所属しており、自主映画を制作することが趣味。
普段はローテンションであるものの、映画のこととなるとハイテンションになる人物です。兄の陽太同様、人思いの優しい性格をしています。
CVは、ありふれた職業で世界最強のユエや、小林さんちのメイドラゴンのトールの声を担当している桑原由気さんです。
まとめ
『神様になった日』は、天才シナリオライター麻枝准が手がけた名作です。つい笑ってしまうユーモアなシーンや、予想できない意外なラストなど、物語が進むつれて面白さが増していく作品となっています。
山梨県には、そんな名作の聖地となった場所が多くあります。今回紹介した『神様になった日』の聖地巡礼におすすめのスポットは以下の9つです。
- 神様になった日の聖地①万力公園
- 神様になった日の聖地②山梨市図書館
- 神様になった日の聖地③山梨県立山梨高等学校
- 神様になった日の聖地④根津橋
- 神様になった日の聖地⑤手打ち蕎麦はな花
- 神様になった日の聖地⑥山梨県防災新館
- 神様になった日の聖地⑦差出磯大獄山神社
- 神様になった日の聖地⑧笛吹川フルーツ公園
- 神様になった日の聖地⑨笛吹川河川敷
他にも、ちどりや山響楽器店、甲府駅など、さまざまなスポットがありますので足を運んでみてください。『神様になった日』の世界観を現実世界で体感してみましょう。