ブルージャイアントの聖地巡礼スポット8選!ソーブルーのモデルや大の練習場所まで
大迫力の作画と圧倒的な映像美、心に響く音楽が組み合わさった本作品は、多くの人気を集め、リバイバル上映までされました。
主人公である宮本大をはじめとした、JASSの熱い演奏に心を打たれた方も多いのではないでしょうか。そんなブルージャイアントは、東京が主な舞台となっています。
ブルージャイアントには欠かせない『ソーブルー』のモデルとなった場所も実際にあるため、ファンの方は必見です。他にも、大がサックスを練習していた場所やビラ配りをしていた場所など、作中に登場したスポットが多くあります。
そこで本記事では、厳選したブルージャイアントの聖地巡礼スポット8選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
ブルージャイアントはどんな作品?
ブルージャイアントは、実写映画化もされた漫画『岳』の作者である石塚真一先生によるジャズ漫画作品です。ジャズに心を打たれサックスを始めた少年が同世代の仲間と出会い、世界一のジャズプレーヤーを目指していく姿が描かれています。
主人公は、中学3年生の頃にジャズと出会い、世界一のジャズプレーヤーになることを決意した仙台出身の宮本大。大は高校卒業と同時に上京し、東京で出会った同い年のピアニスト・沢辺雪祈と高校の同級生・玉田俊二と共に『JASS』を結成します。
3人の目標は、日本最高のジャズクラブ『So Blue』に出演し、日本のジャズシーンを変えること。無謀と思われる目標に苦悩しながらも、『JASS』の3人は必死に挑み成長していきます。
情熱の限りを音楽に注いだ3人の熱くて青い青春が描かれた物語です。
ブルージャイアントの聖地巡礼スポット
ブルージャイアントは、宮城県仙台市と東京が舞台です。主人公である大が仙台出身ということもあり、作品の冒頭では仙台の街並みが登場しています。
大が上京してからは東京が主な舞台となります。ここからは、厳選したブルージャイアントの聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の8つのスポットです。
高校時代の大がサックスを練習していた河原のモデル
JASSの初ライブ後に玉田が悔し泣きをしていた場所のモデル
東京で大がサックスを練習していた場所のモデル
JASSの目標である日本最高のジャズクラブ『ソーブルー』のモデル
JASSの初ライブが決まった際に、大が宣伝のためにチラシを配っていた場所
大がサックスの手入れをしていた公園のモデル
作中に登場するコットンズのモデル
ブルージャイアントのモニュメントがあるスポット
それでは1つずつ見ていきましょう。
ブルージャイアントの聖地①広瀬川(宮城)
・高校時代の大が大雪の中サックスを練習していたシーン
1つ目のスポットは、広瀬川です。広瀬川は、高校時代の大がサックスを練習していた河原のモデルとなっています。
作中の冒頭で、大雪の中ひとりでサックスを練習をする大の姿が印象的で記憶に残っている方も少なくないでしょう。大が練習していた河原は、広瀬川にある愛宕大橋の近くとされています。
完全再現とまではいかないものの、橋の手すりの形などは似ているため、ブルージャイアントの雰囲気を感じられるでしょう。
ブルージャイアントの聖地②永代橋(東京)
・JASSの初ライブ後に玉田が悔し泣きをしていたシーン
2つ目のスポットは、永代橋です。永代橋は、大が東京に来た際に練習場所を探しているシーンで登場しています。
また、JASSの初ライブ後に玉田が悔し泣きをしていた場所でもあります。玉田がドラムを上手くなることを決意した、物語の中でも印象的なスポットです。
玉田ファンの方必見の聖地となっています。
ブルージャイアントの聖地③豊洲ぐるり公園・晴海大橋(東京)
・大がサックスの練習をしているシーン
3つ目のスポットは、豊洲ぐるり公園にある晴海大橋です。晴海大橋の下にあたる場所が大の練習場所のモデルとなっています。
また、玉田がサークルの飲み会の余り物を大に差し入れしたり、缶と枝を使って玉田と大が初めて演奏した場所でもあります。作中でも度々登場するスポットであり、ブルージャイアントファン必見の聖地です。
ブルージャイアントの聖地④ブルーノート東京(東京)
・JASSとしての最後の演奏シーン
4つ目のスポットは、ブルーノート東京です。ブルーノート東京は、JASSの目標である日本最高のジャズクラブ『ソーブルー』のモデルになります。
ブルージャイアントの聖地巡礼を語る上で、絶対に欠かせないスポットです。ソーブルーで繰り広げられた、JASSの熱くて青い演奏に心打たれた方も多いでしょう。
再現度も非常に高く、外観を見ればブルージャイアントの世界観を感じられます。ファンの方なら絶対に訪れたいスポットです。
ブルージャイアントの聖地⑤新橋駅(東京)
・JASSの初ライブが決まった際に、大が宣伝のためにチラシを配っていたシーン
5つ目のスポットは、新橋駅です。新橋駅はJASSの初ライブが決まった際に、大が宣伝のためにチラシを配っていた場所で登場しています。
大のお世辞でも上手いとはいえない手づくりのチラシに笑ってしまった方も少なくないでしょう。雪祈の冷静なツッコミも印象的です。
また、新橋駅は大のチラシ配りによって初ライブに来ることを決めた、サラリーマンの男性と出会った場所でもあります。
ブルージャイアントの聖地⑥葛西臨海公園(東京)
・大が公園でサックスの手入れをしていたシーン
6つ目のスポットは、葛西臨海公園です。作中では、大がサックスの手入れをしていた公園のモデルとして使われています。
1日かけてサックスの手入れをする、大のジャズへの想いが伝わるスポットです。また、大学の留年が決まってしまった玉田と大が合流した場所でもあります。
葛西臨海公園は、純粋な観光スポットとしても有名なためおすすめです。
ブルージャイアントの聖地⑦コットンクラブ(東京)
・雪祈がフレッド・シルバーたちと演奏したシーン
7つ目のスポットは、コットンクラブです。コットンクラブは作中に登場する、コットンズのモデルになります。
コットンズといえば、雪祈が自らの殻を破り、スランプを乗り越えたシーンが印象的です。また、ソーブルーの出演が決まったきっかけの場所でもあるため、物語の中でも重要なスポットです。
実際のコットンクラブも上品で落ち着いた雰囲気であり、ブルージャイアントの世界観を感じられるでしょう。
ブルージャイアントの聖地⑧西公園(宮城)
・ブルージャイアントのモニュメントがあるスポット
8つ目のスポットは、西公園です。西公園は劇場版では登場していませんが、ブルージャイアントのモニュメントがあるスポットになります。
また、原作にて登場しているスポットです。大が横切った汽車や彫刻などがあります。原作を読んでいる方はモニュメントだけでなく、他のスポットにも訪れてみましょう。
ブルージャイアントの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
ブルージャイアントの聖地巡礼は、どのスポットもある程度離れた位置にあるため、電車を上手く使いながら回るのがおすすめです。永代橋へ行く際には、茅場町から向かうと良いでしょう。
晴海大橋には、電車の乗り換え等の関係から新橋駅を経由してから向かうのがおすすめです。永代橋と晴海大橋は、作中では夜に登場することが多いため、暗くなってからの方が作中の雰囲気を感じられます。
また、コットンクラブは東京駅、ブルーノート東京は表参道駅が最寄りになります。ブルーノート東京は、外観だけでもブルージャイアントの世界観を感じられるため、ファンの方はぜひ訪れてみてください。
葛西臨海公園は、他の聖地と比べて距離が離れていることに注意が必要です。JR京葉線の葛西臨海公園駅で降りてすぐのところにあります。
ブルージャイアントの登場人物
ブルージャイアントでは、JASSの3人がメインとなって話が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
宮本大(みやもと だい)
本作品の主人公で、JASSのサックス担当。中学3年生の頃にジャズと出会い、世界一のジャズプレーヤーになることを決意。
高校卒業と同時に上京し、ある日訪れたライブハウスで出会った雪祈と共にJASSを結成します。聴く者を圧倒する演奏によって、多くの人の心を動かしていく人物です。
CVは、俳優の山田裕貴さんが担当しています。
沢辺雪祈(さわべ ゆきのり)
大と同い年でJASSのピアノ担当。ある日のライブで初対面の大にバンドを組もうと誘われます。
最初は乗り気でなかったものの、大の演奏を聴きバンドを組むことを決意。JASSでは、マイペースな大を制御するリーダー的な役割を担っています。
10代でソーブルーの舞台に立つことを目指して、日々ピアノの腕を磨いている人物です。CVは、俳優の間宮祥太朗さんが担当しています。
玉田俊二(たまだ しゅんじ)
大の高校の同級生でJASSのドラム担当。東京の大学に通っており、大を居候させてあげる優しい人物です。
大学生活に物足りなさを感じていたところ、大のジャズに打ち込む姿に感化され、未経験ながらドラムを始めます。大と雪祈との差を感じつつも、必死に努力して成長していく、仲間想いの人物です。
CVは、俳優の岡山天音さんが担当しています。
まとめ
ブルージャイアントは、情熱の限りを音楽に注いだ3人の熱くて青い青春が描かれた物語です。ジャズに馴染みがない人でも楽しめる内容となっており、実際にジャズを聞いてみたいという感情にしてくれます。
続編があるかどうかは分かりませんが、聖地巡礼で大たちの青春を感じてみるのも良いのではないでしょうか。今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の8つです。
- 広瀬川(宮城)
- 永代橋(東京)
- 豊洲ぐるり公園・晴海大橋(東京)
- ブルーノート東京(東京)
- 新橋駅(東京)
- 葛西臨海公園(東京)
- コットンクラブ(東京)
- 西公園(宮城)
どのスポットもブルージャイアントの世界観を感じられる場所になっているため、ぜひ足を運んでみてください。