TARITARIの聖地巡礼スポット5選!舞台となった江ノ島や鎌倉を中心に紹介
『TARITARI』は2012年に放送されたオリジナルテレビアニメ作品です。高校生活最後の1年、それぞれの悩みを抱えた高校生5人が歌をきっかけに集い、成長していく姿が描かれています。
TARITARIの魅力は、音楽の力や友達・家族の大切さなど様々な想いが1つのストーリーの中に盛り込まれていることです。特に最終回の白祭のシーンは胸が熱くなる展開となっており、感動した方も多いのではないでしょうか。
そんなTARITARIは、江ノ島や鎌倉が舞台となっています。夏の青春を彩るにふさわしい江ノ島や鎌倉の風景は作中に度々登場しました。再現度も高くなっており、現実世界でTARITARIを感じられるためファンの方は必見です。
そこで本記事では、厳選したTARITARIの聖地巡礼スポット5選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
TARITARIはどんな作品?
TARITARIは、合唱部とバドミントン部を統合した合唱時々バドミントン部に所属する高校生たちの青春を描いた物語です。主人公は江の島の土産物屋で父親とともに暮らす酒井和奏。
和奏は母親の死がきっかけで、好きだった音楽から離れた生活を送っていました。そんなある日、和奏はクラスメイトの来夏から合唱部に誘われます。
最初は渋々合唱部に所属していた和奏でしたが、来夏や紗羽と出会うことで母親の死に向き合うことができ、再び音楽の世界に戻ることに。高校生活最後の夏、合唱時々バドミントン部5人の心の葛藤と成長を描いた瑞々しい青春ストーリーとなっています。
TARITARIの聖地巡礼スポット5選
TARITARIの主な舞台は神奈川県の江ノ島と鎌倉です。作中には江ノ島と鎌倉の街並みが描かれており、現実でTARITARIの世界観を味わえます。江ノ島や鎌倉は観光スポットとしても有名であり、聖地巡礼スポット以外にも多くの魅力があるためおすすめです。
ここからは、厳選したTARITARIの聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の5つのスポットです。
和奏の通学路として登場
来夏が歌の練習をしていた場所
紗羽の自宅のモデルとして登場
和奏の自宅のモデルとして登場
ウィーンの自宅のモデルとして登場
それでは、1つずつ見ていきましょう。
TARITARIの聖地①弁天橋
・和奏が高校に通うシーン
1つ目のスポットは、弁天橋です。作中では、和奏の高校の通学路として登場しています。
また、和奏の自転車のチェーンが外れた際に、コンドルクインズの外国人が直してくれた場所でもあります。弁天橋は江の島の出入り口であり、海や富士山など綺麗な景色が見られるスポットです。
聖地巡礼にあわせて、周りの景色も楽しんでみましょう。
TARITARIの聖地②鎌倉駅西口駅前時計台広場
・来夏が時計台の前で歌の練習をしていたシーン
2つ目のスポットは、鎌倉駅西口駅前時計台広場です。作中では、来夏が時計台の前で歌の練習をしていた際に登場しています。
再現度も高くなっており、TARITARIの世界観を味わえるおすすめのスポットです。近くには、和奏が買っていたコロッケ屋さんのモデルとなったお店もあります。
鎌倉駅を訪れた際には、ぜひ食べてみてください。
TARITARIの聖地③浄智寺
・紗羽の自宅のモデルとして登場
3つ目のスポットは、浄智寺です。浄智寺は、TARITARIで和奏と並び多くの人気を集める紗羽の自宅のモデルとされています。
浄智寺は鎌倉五山のひとつとして数えられているお寺であり、花の名所とも呼ばれるスポットです。春には彼岸桜、秋には紅葉、梅雨の時期には作中にも登場した紫陽花を見ることができます。
紗羽ファンの方必見の聖地です。
TARITARIの聖地④島の茶屋あぶらや
・和奏の自宅のモデルとして登場
4つ目のスポットは、島の茶屋あぶらやです。作中では、和奏の自宅のモデルとして登場しています。
店内にはTARITARIのグッズが数多く展示されており、聖地巡礼ノートもあるためファンなら絶対に訪れたいスポットです。また、作中に登場した白玉ぜんざい(抹茶)も実際にあります。
訪れた際にはぜひ食べてみてください。
TARITARIの聖地⑤鎌倉文学館
・ウィーンの自宅のモデルとして登場
5つ目のスポットは、鎌倉文学館です。作中では、ウィーンの自宅のモデルとして登場しています。
建物の外観の再現度は非常に高くなっており、ウィーンファンの方必見のスポットです。しかし、鎌倉文学館は大規模修繕のため、令和5年度から令和8年度までの4年間休館しています。
中に入ることはできませんが、雰囲気だけでも味わってみましょう。
まだまだある!現在も実在する『TARITARIスポット』
TARITARIの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
それでは、1つずつみていきましょう。
TARITARIスポット①鎌倉高校前踏切
1つ目のスポットは、鎌倉高校前踏切です。和奏たちが通う白浜坂高校の踏切のモデルとなっており、和奏たちの登下校や紗羽がサブレと学校へ向かうシーンなどで登場しています。
他にも、Blu-ray&DVD2巻のジャケットに使われている場所でもあります。鎌倉高校前踏切は他のアニメ作品でもよく使われている有名なスポットなので、ぜひ訪れてみてください。
TARITARIスポット②岩屋橋付近の岩場
2つ目のスポットは、岩屋橋付近の岩場です。作中では、元気のなかった和奏を心配した来夏が様子を見に行った際に、和奏を見つけた場所で登場しています。
和奏が海に飛び込むと勘違いして、慌てた来夏がびしょ濡れになっていたシーンが印象的ではないでしょうか。紗羽とお金を出し合って買ったケーキもぐちゃぐちゃになっていました。
こちらのスポットは、江ノ島でも人気のスポットになっているためおすすめです。
TARITARIスポット③中島生花店 江の島店
3つ目のスポットは、中島生花店江の島店です。作中では、和奏がよく花を買っていた田島生花店のモデルとして登場しています。
和奏が常連だったことがきっかけで、田島生花店の代表として合唱部の『ワールドミュージックフェスティバル』への参加が決定します。合唱部の初めての舞台であり、物語における重要なスポットです。
残念ながら江の島店はすでに閉店していますが、建物を見られる可能性はあるため、江ノ島を訪れた際は寄ってみてください。
TARITARIの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
TARITARIの聖地巡礼は、北鎌倉駅からスタートします。まずは、紗羽の自宅のモデルとなった浄智寺へ向かってみましょう。
次に、鎌倉駅西口駅前時計台広場へ向かいます。和奏の食べていたコロッケを味わってみるのもいいのではないでしょうか。
広場を後にしたら、鎌倉文学館へ向かいます。現在は大規模修繕のため休館となっていますが、雰囲気だけでも楽しんでみてください。
続いて、鎌倉高校駅前の踏切を経由して、中島生花店江の島店へ向かってみましょう。中島生花店を後にしたら、いよいよ江ノ島観光です。
弁天橋を渡って、和奏の自宅のモデルとなった島の茶屋あぶらやさんや岩屋橋を訪れてみてください。鎌倉と江ノ島はどちらも有名な観光スポットのため、日にちを分けてじっくりと訪れてみることもおすすめです。
TARITARIの登場人物
TARITARIでは、以下の5人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
酒井和奏(さかいわかな)
本作品の主人公で、江の島にある土産物店の一人娘。以前は音楽家に在籍していたものの、母親を亡くしたことで音楽から離れ普通科に転科することに。
来夏や紗羽との出会いによって、母親の死を受け入れて前向きになっていきます。合唱部として本格的に活動を始めてからは、メンバーに音楽を教えたり、母親との曲を完成させるために奔走します。
CVは、高垣彩陽さんが担当です。
宮本来夏(みやもとこなつ)
前向きな性格で、歌が大好きな高校3年生。普通科に在籍しながら、部活動で声楽部に所属していました。
しかし、声楽部での過去の失敗と顧問と相性が合わず、声楽部をやめて合唱部を立ち上げることに。何事にも全力で取り組み、メンバーを引っ張っていく合唱部のリーダー的存在です。
CVは、瀬戸麻沙美さんが担当しています。
沖田紗羽(おきたさわ)
来夏の親友で、弓道部に所属する男勝りな高校3年生。整った容姿をしており、密かに男子から人気を集めている人物です。
実家は高校の近くにあるお寺で、サブレという馬を飼っています。将来は騎手になることを夢見ており、高校卒業後は騎手になるためにひとり留学にいきます。
面倒見が良く、合唱部でも重要な人物です。CVは、早見沙織さんが担当しています。
田中大智(たなかだいち)
部員一名のバドミントン部に所属する高校3年生。部員数が少ないことで廃部を言い渡され、さらに来夏との勝負に負けて合唱部に入部することに。
嫌々入部させられたところはあるものの、歌うことの面白さを見出し合唱部としてしっかりと活躍します。また、バドミントンへの熱意は本物で、放課後は姉の大学で練習をしています。CVは、島崎信長さんが担当です。
ウィーン
和奏たちのクラスにオーストリアから転校してきた帰国子女。12年ほど前には日本に住んでいたものの、なぜか日本の間違った習慣を覚えている人物です。
よく来夏に嘘の文化を教えられ、間違った知識が身についています。素直な性格をしており、合唱部に入部した際にも少しでも歌が上手くなるように努力します。
CVは、花江夏樹さんが担当です。
まとめ
『TARITARI』は、アニメ放送が終了して10年以上が経過した今でも多くの人に親しまれている作品です。江ノ島や鎌倉を訪れれば、TARITARIの世界観を楽しめるためぜひ訪れてみましょう。
また、TARITARIの10年後を描いたスピンオフ小説も出版されています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
今回、本記事で紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の5つです。
- 弁天橋
- 鎌倉駅西口駅前時計台広場
- 浄智寺
- 島の茶屋あぶらや
- 鎌倉文学館
他にも、鎌倉高校前踏切や岩屋橋付近の岩場、中島生花店江の島店など、様々なスポットがありますので足を運んでみてください。聖地巡礼でTARITARIの青春を体感してみましょう。