ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポット6選!ライデンのモデルまで
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、2018年にアニメが放送され、多くの人に感動を与えた京アニの超大作です。スペシャルアニメ、劇場版2作品が公開されており、感情を持たない少女が愛を知るまでの物語は多くの人を魅了しました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの魅力は、儚くも美しいシナリオと神作画と称賛されるハイクオリティな映像美です。2020年に公開された劇場版の完結作は、開始5分で泣ける映画と話題になりました。
さらに、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの舞台とされるライデンの街の美しさは、物語の魅力をより引き出しています。そんな魅力たっぷりのヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地は世界各地にあります。
そこで本記事では、厳選したヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポット6選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方はぜひ参考にしてください。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンはどんな作品?
この作品は、軍人として育てられた孤児の少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが『愛してる』という言葉の意味を探していく物語です。舞台は、大陸を南北に分断した4年間にわたる大戦が終結した平和へと向かう世界。
軍人として戦争に参加していたヴァイオレットは、両腕と自分を大切にしてくれた唯一の存在であるギルベルトを失ってしまいます。戦争しか知らなかった彼女は、ギルベルトが最後に残した言葉『愛してる』の意味がわかりませんでした。
傷を癒したヴァイオレットは、ギルベルトの親友ホッジンズに引き取られ、『愛してる』の意味を知るためにC.H.郵便社で働くことに。手紙を代筆する自動手記人形として様々な人に出会い、感情を知っていく、ヴァイオレットの成長を描いた物語です。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポット
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポットは世界各地に存在し、ドイツやギリシャ・イタリアなど様々です。日本では唯一、京都に聖地があります。
どのスポットもヴァイオレット・エヴァーガーデンの美しい世界観を感じられるためおすすめです。ここからは、厳選したヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポットを6つ紹介していきます。
作中の舞台であるライデンと同じ名前の都市のため聖地とされている
作中の舞台・ライデンの地形のモデルとされている場所
C.H郵便社のモデル
敵国・ガルダリク帝国のモデル
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の女学校のモデル
劇場版のエカルテ島のモデル
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地①ライデン(オランダ)
・作中の舞台であるライデンと同じ名前の都市のため聖地とされている
1つ目のスポットは、オランダにあるライデンです。港町・ライデンシャフトリヒの首都ライデンとして、作中ではヴァイオレットが自動手記人形として働く、物語の舞台とされています。
しかし、作中で登場するライデンは架空の都市として描かれており、名前が同じでも現実のライデンがモデルではありません。ただ、オランダにあるライデンの街並みは、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観とリンクするところもあります。
ヴァイオレットが暮らした街並みだと思って訪れてみるのもいいでしょう。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地②ジェノヴァ(イタリア)
・作中に登場するライデンの地形と同じ地形をした街のため聖地とされている
2つ目のスポットは、イタリアにあるジェノヴァです。作中に登場するライデンの地図上の地形と同じ地形をした街として聖地にされています。
完全に一致するとまではいきませんが、ヴァイオレットが暮らしていた街並みに似た風景が見られます。純粋な観光地としても魅力的な場所のため、ファンなら一度は訪れてみたいスポットです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地③京都文化博物館(日本)
・ヴァイオレットが初めてライデンを訪れたシーン
3つ目のスポットは、京都文化博物館です。作中では、ホッジンズが経営するC.H郵便社のモデルとされています。
C.H郵便社はヴァイオレットが働いていた場所であり、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観を感じられるスポットです。外観の再現度も高く、内観のアンティークな雰囲気は作中の内観とリンクします。
日本で唯一の聖地のためおすすめです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地④ハイデルベルグ(ドイツ)
・敵国であるガルダリク帝国のモデルとして登場
4つ目のスポットは、ドイツにあるハイデルベルグです。作中では、敵国であるガルダリク帝国のモデルとされています。
また、ライデンシャフトリヒの街並みにもハイデルベルグの風景が使われているようです。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観を体験できるスポットになっています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地⑤コッヘム城(ドイツ)
・ヴァイオレットが女学校を訪れたシーン
5つ目のスポットは、ドイツにあるコッヘム城です。2019年に公開された、劇場版のヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝に登場した女学校のモデルとなっています。
実際にTwitterの公式アカウントでロケハンしたとのツイートもあり、再現度の高いスポットです。コッヘム城の入り口なども、外伝の冒頭シーンそのままのため、ぜひ訪れてみてください。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地⑥フォレガンドロス島(ギリシャ)
・ヴァイオレットがギルベルトに会いに来たシーン
6つ目のスポットは、ギリシャにあるフォレガンドロス島です。2020年に公開された、劇場版の完結作に登場したエカルテ島のモデルとなっています。
劇場版でギルベルトが生きていると知った時、驚いた人も多いことでしょう。ヴァイオレットたちがギルベルトに会いにエカルテ島を訪れた際に登場した実際のスポットが多くあります。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの登場人物
ヴァイオレット・エヴァーガーデンでは、以下の3人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
本作品の主人公です。戦争で両腕を失い、義手での生活を余儀なくされます。
幼い頃から戦うことしか知らなかったため、人の気持ちを理解したり、自分の感情を表現することを知りません。代筆の仕事と出会うことで、少しずつ感情というものを知っていきます。
様々な人々との出会いがきっかけとなり、1人の人間として成長する人物です。CVは、石川由依さんが担当しています。
ギルベルト・ブーゲンビリア
ヴァイオレットに名前をつけた人物です。代々続く貴族の名家に生まれ、陸軍少佐を務めていました。
戦争ではヴァイオレットと共に戦い、ヴァイオレットが自動手記人形になるきっかけの『愛してる』という言葉を残した人物です。敵軍の攻撃により負傷し、死んだとされていましたが、完結編の劇場版で生きていることが判明します。
CVは、浪川大輔さんが担当しています。
クラウディア・ホッジンズ
ギルベルトの士官学校時代の親友であり、ギルベルトの頼みでヴァイオレットの面倒を見ることになった人物です。戦後はC.H郵便社を立ち上げ、商人としても才覚を発揮します。
面倒見の良い性格で、ヴァイオレットに仕事や住む場所を提供するなど、さまざまなサポートをしてくれる人物です。CVは、子安武人さんが担当しています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡礼スポットは国を跨いでいることが多く、訪れるのが難しいところもあります。しかし、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観を感じられる場所も多くあり、純粋な観光スポットとしても楽しめるためおすすめです。
特にドイツには聖地巡礼スポットが多くあります。ドイツを訪れた際には、ぜひ聖地巡礼もしてみてください。
また、日本唯一の聖地である京都文化博物館は、ファンなら訪れたい人気のスポットです。ヴァイオレット・エヴァーガーデン好きなら、ぜひ聖地巡礼してみましょう。
以下では京都に聖地がある作品をまとめています。ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、老若男女問わず、国内外で多くの人気を集める作品です。『愛してる』の意味を探すヴァイオレットを描いた物語は、見る人の心を掴み、感動を与えました。
そんなヴァイオレット・エヴァーガーデンの世界観を感じられる聖地巡礼スポットは、以下の6つです。
- ライデン
- ジェノヴァ
- 京都文化博物館
- ハイデルベルグ
- コッヘム城
- フォレガンドロス島
海外にある聖地が多く、訪れるのは簡単ではありません。しかし、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの幻想的で美しい世界観を体感できるため、ぜひ足を運んでみてください。