凪のあすからの聖地巡礼スポット7選!光たちが通っていた学校のモデルまで
『凪のあすから』は、2013年に放送されたオリジナルテレビアニメ作品です。
『その昔、人間は皆、海に住んでいた』。同じ人間でありながら海と陸で別々に暮らす世界を舞台に、7人の少年少女の揺れ動く心情が描かれています。
凪のあすからは、ユニークな世界観と先の読めないストーリー展開が魅力の作品です。アニメ第2クールからの怒涛の展開に目が離せなかった方も少なくないでしょう。
そんな凪のあすからは三重県の熊野市周辺が主な舞台になっています。熊野市周辺には、光たちの通っていた波路中や美濱中のモデルとなった場所があります。他にも、多くの聖地巡礼スポットがあるため、凪あすファンの方は必見です。
そこで本記事では、厳選した凪のあすからの聖地巡礼スポット7選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
凪のあすからはどんな作品?
凪のあすからは、海で暮らしている先島光たち4人と陸で暮らしている少年少女の淡い恋物語を描いた作品です。海村で暮らしている光・まなか・ちさき・要は、通っていた中学校が廃校になったことから陸の中学校に転校することになります。
海と陸、文化や考え方の違いからクラスにうまく馴染めない光たち。クラスメイトと衝突しながらも、陸で暮らす紡(つむぐ)のおかげもあり、少しずつ打ち解けていきます。
そんな中、光たちは海も地上も総出でやっていたお祭り『おふねひき』を復活させることに。陸の人の協力もあって、無事におふねひき当日を迎えます。
しかし、おふねひき当日に事件が起こります。おふねひきを境に変わってしまった世界、そして光たち4人の関係。思春期の少年少女の淡く瑞々しい心情を描いた物語です。
凪のあすからの聖地巡礼スポット
凪のあすからは、三重県熊野市が主な舞台となっています。熊野市周辺には、作中に登場したスポットが多くあります。
ここからは、厳選した凪のあすからの聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の7つのスポットです。
光たちが通っていた波路中のモデル
光たちが転校した美濱中のモデル
光の姉・あかりが働いていたサヤマートのモデル
アニメ第2クールのOPで登場
美海がさゆと喧嘩した際に落ち込んでいた場所
鴛大師漁協のモデル
アニメ第2クールのOPで登場
それでは1つずつみていきましょう。
凪のあすからの聖地①旧波田須小学校
・おふねひきの前に光がまなかに告白したシーン
1つ目のスポットは、旧波田須小学校です。旧波田須小学校は、海村・シオシシオで光たちが通っていた波路中学校のモデルとされています。
作中では、おふねひきの前に光がまなかに告白したシーンや、美海がうろこ様にあったシーンなど、多くの場面で登場しています。旧波田須小学校はすでに廃校になっていますが、訪れてみれば凪のあすからの雰囲気を感じられるでしょう。
凪のあすからの聖地②旧新鹿中学校
・光たちが学校生活を送るシーン
2つ目のスポットは、旧新鹿中学校です。旧新鹿中学校は、光たちが転校した地上にある美濱中のモデルとされています。
立地や学校からの眺め、階段と校舎の位置関係などが、作中に描かれている美濱中と一致しています。残念ながら、旧新鹿中学校も旧波田須小学校と同様に廃校となっているスポットです。
しかし、作中の雰囲気は感じられます。
凪のあすからの聖地③清七屋ストアー
・おふねひきの署名活動をしていたシーン
3つ目のスポットは、清七屋ストアーです。清七屋ストアーは、光の姉・あかりが働いていたサヤマートのモデルになります。
また、光のクラスメイトの狭山の実家でもあります。小学生の頃の美海があかりに「どっかいかないで」とガムでメッセージを残していたシーンが印象的なスポットです。
熊野市に訪れた際は、ぜひ清七屋ストアーを訪れてみましょう。
凪のあすからの聖地④天女座
・アニメ第2クールのOPの冒頭シーン
4つ目のスポットは、天女座です。天女座自体は作中に登場していませんが、天女座の看板のある通りが第2クールのOPに登場しています。
凪あすファンの中では非常に有名なスポットです。OPに描かれていた「塩水あります」の看板も設置してあり、作中の世界観を感じられます。
天女座には聖地巡礼ノートなども置かれているため、凪あすファンの方なら一度は訪れたいおすすめのスポットです。
凪のあすからの聖地⑤きりゅう造船所
・美海がさゆと喧嘩した際に落ち込んでいたシーン
5つ目のスポットは、きりゅう造船所です。きりゅう造船所は、美海が親友のさゆと喧嘩した後に落ち込んでいた場所のモデルとされています。
美海のエナが目覚めた場所でもあり、美海にとって重要なスポットです。きりゅう造船所は企業の敷地内のため、聖地巡礼の際には許可をとるようにしましょう。
また、近くには、さゆが要に告白した場所のモデルとなった踏切もあるため、ぜひ訪れてみてください。
凪のあすからの聖地⑥熊野漁協二木島支所
・おふねひきの話し合いのシーン
6つ目のスポットは、熊野漁協二木島支所です。熊野漁協二木島支所は、作中に登場した鴛大師漁協のモデルとされています。
鴛大師漁協は、おふねひきの話し合いの際や要が冬眠から目覚めた際など、多くのシーンで登場しているスポットです。熊野漁協二木島支所はすでに閉業していますが、建物は見られます。
凪のあすからの聖地⑦鬼ヶ城
・アニメ第2クールのOP
7つ目のスポットは、鬼ヶ城です。鬼ヶ城は、アニメ第2クールのOPで要が降りていた階段があった場所のモデルとされています。
鬼ヶ城はユネスコの世界遺産に登録されており、三重県が誇る人気の観光スポットです。純粋な観光としても楽しめるため、非常におすすめです。
また、要ファンの方なら一度は訪れたい聖地といえるでしょう。
凪のあすからの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
凪のあすからの聖地巡礼は、鬼ヶ城からスタートするのがおすすめです。海を眺めながら、要がOPで降りていた道を通ってみましょう。
続いて、波田須駅を経由して、旧波田須小学校を訪れてみるのがおすすめです。近くには、天女座があります。作中に登場した看板のある通りを見たあと、天女座で食事を楽しむのもいいでしょう。
天女座を後にしたら、旧新鹿中学校を経由して、サヤマートのモデルとなった清七屋ストアーへ向かうのがおすすめです。海の景色を眺めながら歩けば、凪あすの世界観を楽しめます。
その後は、鴛大師漁協のモデルとなった熊野漁協二木島支所へ向かってみましょう。最後はきりゅう造船所を訪れて聖地巡礼は終了です。きりゅう造船所は、他の聖地と離れているため注意してください。
凪のあすからの登場人物
凪のあすからは以下の7人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像をみていきましょう。
先島光(さきしまひかり)
本作品の主人公。姉のあかりと宮司の父・灯と3人暮らしの中学生。
正義感が強く、世話好きな人物です。しかし、少し口が悪く、幼馴染やクラスメイトと衝突してしまうことも。
姉・あかりの結婚やおふねひきでの出来事を通して、人として成長していきます。CVは、花江夏樹さんが担当です。
向井戸まなか(むかいどまなか)
本作品のメインヒロイン。海村の人間でありながら、うっかり釣り上げられてしまうほどの天然な人物です。
優柔不断で気が弱く見えますが、芯は強くて正直者。いざという時には真っ先に行動する人物です。
紡との出会いをきっかけに、自分の思っていることを伝えられるようになります。CVは花澤香菜さんが担当です。
比良平ちさき(ひらだいらちさき)
光・まなか・要の幼馴染。まなかの保護者兼お姉さん的存在です。
少し人見知りなところがあるものの、自然とすぐに打ち解ける明るい性格をしています。昔から光に恋心を抱いており、恋愛に関しては奥手な一面も。
おふねひきでの事件後、紡の家で暮らすことになり、紡の祖父・勇が倒れた影響もあって看護師を目指しています。CVは、茅野愛衣さんが担当です。
伊佐木要(いさきかなめ)
光・まなか・ちさきの幼馴染。かわいさとかっこよさを兼ね備えた中性的な容姿をしています。
活発な光とは違って大人しい性格をしており、常に冷静で空気を読んだ行動をしている人物です。昔からちさきに恋心を抱いているものの、ちさきが光を好きなことを知っているため、あえて何も行動をせずに見守っています。
CVは、逢坂良太さんが担当です。
木原紡(きはらつむぐ)
美濱中に引っ越してきた光たちのクラスメイトで、地上で祖父の勇と2人暮らしをしている中学生。物静かでマイペースな人物です。
海に関することが好きで、光たちに興味を持ち仲良くなります。どこか浮世離れした感性を持っており、光たちの関係性を変えるきっかけになった人物です。
CVは、石川界人さんが担当しています。
潮留美海(しおどめみうな)
海村出身の母親を持つ、地上で暮らす少女。小さい頃に母親を亡くしており、父親と2人で暮らしていましたが、父親の至があかりと結婚してからは、弟の晃と4人で暮らしています。
小学生の頃から光に恋心を抱いており、冬眠から目覚めた光を何かとサポートします。アニメ第2クールにおける重要人物です。
CVは、小松未可子さんが担当しています。
久沼さゆ(ひさぬまさゆ)
美海の同級生で親友。威勢がよく、小学生の頃は何かにつけて光たちの邪魔をしていました。
おふねひきでの事件後、中学生になってからは自立した女性になるために必死に勉強しています。小学生の頃から要に恋心を抱いており、冬眠から目覚めた要の心を救うことになる人物です。
CVは、石原夏織さんが担当しています。
まとめ
凪のあすからは、アニメ放送から10年経っても親しまれ続けている作品です。聖地巡礼に足を運べば、光たちの暮らしていた町並みを現実世界で体感できるでしょう。
今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の7つです。
- 旧波田須小学校
- 旧新鹿中学校
- 清七屋ストアー
- 天女座
- きりゅう造船所
- 熊野漁協二木島支所
- 鬼ヶ城
聖地巡礼に訪れて凪のあすからの世界観を実際に体感してみましょう。