となりのトトロの聖地巡礼スポット6選!トトロの森やサツキやメイの家まで
『となりのトトロ』は1988年に公開されたジブリ作品であり、老若男女問わず愛され続けている長編アニメーション映画です。トトロは何度見ても楽しめる不思議な魅力を持っており、子供の頃からトトロを見て育ったという方も多いのではないでしょうか。
家族みんなで楽しめるというだけでなく、自然豊かな風景が描かれていることも魅力のひとつです。そんな、となりのトトロは埼玉県や東京都が主な舞台となっており、トトロが暮らしていたとされる森のモデルなった場所もあります。
あの名作の世界観を現実世界で味わえるため、非常におすすめです。
そこで本記事では、厳選したとなりのトトロの聖地巡礼スポット6選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
となりのトトロはどんな作品?
となりのトトロは、田舎に引っ越してきた草壁一家と子供の頃にしか会えないとされる不思議な生き物・トトロとの出会いを描いた物語です。主人公は姉妹のサツキとメイ。
2人は母親の療養のために、父親と一緒にとある田舎へ引っ越してきます。大自然に囲まれた暮らしに2人は大はしゃぎ、父親も新たな暮らしに胸を踊らせていました。
そんな田舎での新生活を始めたある日、妹のメイは庭で不思議な生き物を発見します。その不思議な生き物を追いかけて行ったメイは、森の中でトトロと出会うことに。
トトロとの出会いをきっかけに、サツキとメイは度々不思議な出来事に遭遇するようになります。2人の姉妹とトトロの子供の時にだけ訪れる不思議な出会いを描いた物語です。
となりのトトロの聖地巡礼スポット
となりのトトロの主な舞台は、東京都東村山市や埼玉県所沢市です。トトロの住む森のモデルとなった場所もあり、となりのトトロの世界観を実際に味わえます。
ここからは、厳選したとなりのトトロの聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の6つのスポットです。
となりのトトロの主な舞台のモデル
トトロたちの住処『塚森』のモデル
サツキやメイのお母さんが入院していた七国山病院周辺のモデル
サツキとメイの家があるスポット
サツキがトトロにお父さんの傘を貸したバス停『稲荷前』のモデル
サツキとメイのお母さんが入院していた七国山病院のモデル
それでは、1つずつみていきましょう。
となりのトトロの聖地①狭山丘陵
・となりのトトロの主な舞台のモデル
1つ目のスポットは、狭山丘陵です。東京と埼玉にまたがる狭山丘陵はトトロの世界観を連想させる風景が広がっており、となりのトトロの主な舞台になったとされています。
『トトロの森』という愛称で親しまれており、お散歩マップなども用意されているスポットです。となりのトトロの聖地巡礼には欠かせないスポットになっています。
となりのトトロの聖地②白旗塚
・メイが小トトロを追いかけていたシーン
2つ目のスポットは、白旗塚です。白旗塚は、メイがトトロを見つけた森『塚森』のモデルになったとされています。
入り口から見える木のトンネルは、メイが小トトロを追いかけていった道にそっくりです。また、白旗塚の独特な雰囲気も作中の世界観を再現しています。
トトロたちの住処のモデルとなった場所のため、ファンの方ならぜひ訪れて欲しいスポットです。
となりのトトロの聖地③八国山緑地
・サツキとメイ、お父さんが自転車で病院へ向かうシーン
3つ目のスポットは、八国山緑地です。作中では、サツキやメイのお母さんが入院していた七国山病院周辺のモデルになったとされています。
サツキとメイ、お父さんが自転車で病院へ向かうシーンが印象的です。八国山緑地は狭山丘陵の東端にあります。バードウォッチングやピクニックを楽しめるスポットであり、家族で聖地巡礼も兼ねて遊びにいくのにもおすすめです。
となりのトトロの聖地④ジブリパーク(愛知県)
・サツキとメイが引っ越してきたシーン
4つ目のスポットは、ジブリパークです。ジブリパークは2022年に『愛・地球博記念公園
(モリコロパーク)』内にオープンした公園であり、サツキとメイの家があります。
炊事場や風呂場、茶の間など、忠実に再現されており、トトロファンなら一度は絶対に訪れたいスポットです。他にも、ネコバスルームや他のジブリ作品の展示も楽しめます。
となりのトトロの聖地⑤稲荷町停留所
・サツキがトトロにお父さんの傘を貸したシーン
5つ目のスポットは、稲荷町停留所です。稲荷町停留所は、サツキがトトロにお父さんの傘を貸したバス停『稲荷前』のモデルになったとされています。
初めてネコバスが登場するシーンでもあり、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。作中ではバス停の後ろに森がありましたが、実際のバス停には畑が広がっています。訪れた際には、傘を持って記念撮影してみるのもおすすめです。
となりのトトロの聖地⑥新山手病院
・サツキとメイがお母さんのお見舞いに行くシーン
6つ目のスポットは、新山手病院です。作中では、サツキとメイのお母さんが入院していた七国山病院のモデルとして登場しています。
サツキとメイ、お父さんが自転車に乗ってお見舞いに行くシーンや物語のラストシーンで登場しているスポットです。病院ということもあり、聖地巡礼の際には他の方の迷惑にならないようにマナーには気をつけるようにしましょう。
まだまだある!現在も実在する『トトロスポット』
となりのトトロの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
1つずつみていきましょう。
トトロスポット①クロスケの家
1つ目のスポットは、クロスケの家です。クロスケの家は、『トトロのふるさと基金』が森を守るための活動拠点としている古民家になります。
国の登録有形文化財に指定されており、大きなトトロに出会えるスポットです。見学は火・水・土のみとなっており、事前に見学申込が必要になります。
クロスケの家ではオリジナルグッズの販売もしているため、ぜひ訪れてみましょう。
トトロスポット②小杉の大杉(山形県)
2つ目のスポットは、小杉の大杉です。山形県の鮭川村内の小杉地区にあるスポットで、トトロのシルエットをした大杉があることで知られています。
地元では夫婦杉や縁結びの杉、子宝の木とも呼ばれており、パワースポットとしても有名です。トトロと記念撮影ができる貴重なスポットのため、ファンの方なら一度は訪れたい聖地といえます。
トトロスポット③梅岩寺
3つ目のスポットは、梅岩寺です。作中では、メイがお母さんの病院へ向かう際に迷子になり、疲れ果てて座り込んでいた場所のモデルとして登場しています。
梅岩寺にある六地蔵がメイの座り込んでいた場所の後ろに描かれていました。七国山病院のモデルとなった新山手病院から徒歩20分ほどのところにあるため、一緒に訪れてみましょう。
となりのトトロの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
となりのトトロの聖地巡礼は、狭山丘陵からスタートします。まずは、となりのトトロの主な舞台となった場所を訪れてみましょう。
次に、クロスケの家を経由して、トトロの暮らしていた森のモデルとなった白旗塚へ向かうのがおすすめです。クロスケの家は火・水・土曜しか一般公開されておらず、事前申し込みも必要なため注意してください。
白旗塚を後にしたら、八国山緑地へ向かいます。近くに、新山手病院や梅岩寺があるため、一緒に訪れてみましょう。最後に、稲荷町停留所へ足を運んで聖地巡礼は終了です。
となりのトトロの登場人物
となりのトトロでは、以下の3人を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
草壁サツキ
本作品の主人公の1人で、メイの姉。小学6年生ながら、母親の入院中には父親に代わって家事をこなしたり、妹の面倒を見たりなど非常にしっかりしている人物です。
性格は社交的で明るく、転校後にもすぐに友達を作っていました。また、メイが迷子になった際には必死に探しにいく妹想いの一面もあります。CVは、日高のり子さんが担当です。
草壁メイ
本作品のもう1人の主人公で、サツキの妹。まだ4歳ということもあり、気になった物にはすぐに近寄って観察するなど、好奇心旺盛な女の子です。
普段は保育園や幼稚園には行かず、在宅勤務の父親と過ごしています。ある日、庭で遊んでいた際に小トトロを見つけ、後をつけていたところトトロと出会います。CVは、坂本千夏さんが担当です。
トトロ
昔から森で暮らす、子供の頃にしか出会えないとされる森の主。メイにはトトロと呼ばれていますが、初期設定ではミミンズクという名前がありました。年齢は1302歳で身長は約2mとされています。
森に住むのんびり屋さんで、穏やかな優しい性格をしているキャラクターです。メイが迷子になった際も泣いているサツキをなぐさめ、力を貸してくれます。CVは、髙木均が担当です。
まとめ
『となりのトトロ』は、公開されてから30年以上経った今も根強い人気を誇る名作です。東京都東村山市や埼玉県所沢市へ足を運べば、あの名作の世界観を味わえます。
今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の6つです。
- 狭山丘陵
- 白旗塚
- 八国山緑地
- ジブリパーク(愛知県)
- 稲荷町停留所
- 新山手病院
その他にも、クロスケの家や小杉の大杉、梅岩寺など様々なスポットがありますので足を運んでみてください。トトロたちが暮らしていた街並みを実際に体感してみましょう。