ドラえもんの聖地巡礼スポット5選!裏山のモデルや土管のある空き地まで
『ドラえもん』は1979年にアニメ放送が開始されてから、40年以上ものあいだ親しまれ続けている国民的アニメです。ネット上の国民的アニメの人気投票では堂々の1位を飾っており、老若男女問わず楽しめる作品となっています。
ドラえもんの魅力的なひみつ道具の数々に、使ってみたいと夢見たことのある方がほとんどでしょう。また、ドラえもんは毎年劇場版が公開されており、感動的なストーリーが展開されることも魅力のひとつです。
毎年ドラえもんの映画を心待ちにしているという方も多いはず。そんな、ドラえもんの聖地は富山県の高岡市です。高岡市にはドラえもんの世界観を感じられるスポットが多くあります。
そこで本記事では、厳選したドラえもんの聖地巡礼スポットを紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
ドラえもんはどんな作品?
ドラえもんは、何をやってもダメな小学生・のび太と22世紀の未来からやってきた猫型ロボット・ドラえもんの日常を描いた物語です。
意外に知られていませんが、ドラえもんがのび太の元にやってきたのは、のび太が未来に残した大量の借金が原因。のび太の子孫・セワシの元で子守りロボットとして活躍していたドラえもんは、のび太の運命を変えるために20世紀にやってきます。
基本的には1話完結型の物語になっており、連続ストーリー型となって日常と離れた冒険をすることもあります。時を超えて出会った2人と、ドラえもんの未来のひみつ道具が起こす騒動を描いた物語です。
ドラえもんの聖地巡礼スポット
ドラえもんの聖地巡礼スポットは、作者の藤子・F・不二雄先生の故郷である富山県高岡市にあります。実際の作品のモデルとなった場所もあれば、高岡市がドラえもんをテーマにして作った施設などさまざまです。
ここからは、厳選したドラえもんの聖地巡礼スポットを紹介します。今回紹介するのは以下の5つのスポットです。
ドラえもんをはじめとした12体の銅像が設置されている
ドラえもんの生誕100年前を記念して作られた路面電車
ジャイアンたちがいつも遊んでいる空き地が再現されている
藤子・F・不二雄先生の作品に関する展示物がある
作中に登場する裏山のモデル
それでは1つずつみていきましょう。
ドラえもんの聖地①ドラえもんの散歩道
1つ目のスポットは、ドラえもんの散歩道です。高岡駅前にあるドラえもんの散歩道では、ドラえもんやのび太をはじめとした計12体の銅像が出迎えてくれます。
藤子・F・不二雄先生のメッセージもあるため、高岡市を訪れた際には欠かせないスポットです。また、高岡駅構内には高岡名物の銅で作られたドラえもんポストもあります。
ドラえもんの聖地②ドラえもんトラム
2つ目に紹介するのは、ドラえもんトラムです。ドラえもんトラムは、2012年にドラえもん生誕100年前を記念して作られた路面電車になります。
車体の内外にはドラえもんやのび太たちがいっぱいに描かれており、ドアはどこでもドアのデザインになっています。2022年には運行10周年を迎え、記念の切符なども販売しているため、聖地巡礼の際にはぜひ利用してみましょう。
ドラえもんの聖地③高岡おとぎの森公園
3つ目のスポットは、高岡おとぎの森公園です。高岡おとぎの森公園には、ジャイアン達がいつも遊んでいる空き地が再現されています。
のび太達のモニュメントやジャイアンが歌を披露する際のステージとなっている土管まであるため、おすすめのスポットです。ドラえもんの世界観を身近に感じることができるスポットとなっています。
ドラえもんの聖地④藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
4つ目のスポットは、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーです。展示室の入り口がどこでもドアのデザインとなっており、ここでしか見られない藤子・F・不二雄先生の作品世界が広がっています。
また、ドラえもん像や藤子・F・不二雄先生の作品を自由に読めるスペースが用意されており、非常に楽しめるスポットです。高岡市を訪れた際にはぜひ寄ってみてください。
ドラえもんの聖地⑤高岡古城公園
・のび太が裏山で遊んでいるシーン
5つ目のスポットは、高岡古城公園です。高岡古城公園内にある卯辰山は、作中に登場している裏山のモデルとなっています。
また、高岡古城公園の動物園内には、154人の漫画家がカッパの絵を描いた絵筆塔もあります。入園料が無料であり、カッパを模したドラえもんの絵や他の漫画家さんの作品もあるため、ぜひ訪れてみてください。
まだまだある!現在も実在する『ドラえもんスポット』
ドラえもんの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
それでは、1つずつみていきましょう。
ドラえもんスポット①珈琲ピース(東京)
1つ目のスポットは、珈琲ピースです。新宿の小田急ハルク1階にある喫茶店で、藤子・F・不二雄先生が行きつけにしていたお店ということから聖地とされています。
藤子・F・不二雄先生が西新宿の職場へ行く前によく立ち寄っており、ネームを描いていたようです。最近では少なくなってしまったレトロな雰囲気を楽しめるお店のため、ぜひ訪れてみてください。
ドラえもんスポット②時屋(東京)
2つ目のスポットは、時屋です。珈琲ピースの隣にあるどら焼きを中心に販売しているお店で、ドラえもんの大好物であるどら焼きのモデルになったとされています。
作中に登場したことのある特大どら焼きも販売しているため、ファンの方は必見です。どら焼き以外にもさまざまなメニューがあり、新宿駅からも徒歩3分ほどで行けるためぜひ足を運んでみてください。
ドラえもんスポット③藤子・F・不二雄ミュージアム(神奈川)
3つ目のスポットは、藤子・F・不二雄ミュージアムです。長年、藤子・F・不二雄先生が川崎市多摩区に住み、創作活動をしていたという背景から誕生した文化施設となっています。
ミュージアムでしか見られないオリジナル短編アニメや原画などを楽しむことができ、ファンなら1度は訪れたいスポットです。オリジナルグッズの販売もしているため、ぜひ足を運んでみましょう。
ドラえもんの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
ドラえもんの聖地巡礼は富山県にある高岡駅からスタートします。まずは、高岡駅にあるドラえもんポストやドラえもんの散歩道を訪れてみましょう。
ドラえもんをはじめとした銅像たちを見たら、ドラえもんトラムに乗って高岡古城公園へ向かうのがおすすめです。近くには藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーもあるため、ぜひ寄ってみてください。
最後には、高岡おとぎの森公園へ向かって作中に登場した空き地を訪れてみましょう。高岡おとぎの森公園は他の聖地と逆の方面にあるため、ドラえもんトラムをうまく利用して訪れるのがおすすめです。
珈琲ピースや藤子・F・不二雄ミュージアムは、東京や神奈川を訪れた際にぜひ足を運んでみてください。
ドラえもんの登場人物
ドラえもんでは、以下の5人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
ドラえもん
本作品の主人公で、2112年9月3日生まれの猫型ロボット。のび太の子孫であるセワシと共にのび太の運命を変えるために22世紀からやってきました。
おなかにある四次元ポケットから出るひみつ道具を使ってのび太を手助けしています。のび太を守る保護者役でもあり、親友でもある存在です。
過去に耳をかじられたことが原因でネズミが苦手。好きなものはどら焼き。CVは現在、水田わさびさんが担当しています。
のび太
スポーツが苦手で、勉強嫌いの何をやってもダメな小学生。ドジでなまけものな性格をしており、学校のテストではよく0点をとっています。
しかし、人の心の痛みがわかり、自然を大切にする優しい心を持った少年です。ジャイアンによくいじめられているものの、ドラえもんが安心して未来に帰れるように立ち向かう勇敢な一面もあります。CVは、大原めぐみさんが担当です。
しずかちゃん
本作品のヒロインで、のび太の同級生。しっかり者で勉強もできるみんなの人気者です。
心優しい性格をしており、困っている人を見ると放っておけないという一面もあります。好きなものはバイオリンを弾いたり、お風呂に入ること。
苦手なものはカエル・トカゲのような生物や雷など、意外と多くあります。CVは、かかずゆみさんが担当です。
ジャイアン
のび太の同級生で、ガキ大将。学校ではいつもいばりちらしており、のび太をよくいじめています。
しかし、友情に厚い一面もあり、いざという時には頼りになる人物です。歌手になるのが夢で空き地で友人を集めてライブをしているものの、評判は最悪で近所中が迷惑をしています。CVは、木村昴さんが担当です。
スネ夫
のび太の同級生で、家が裕福なことを鼻にかけている人物です。手先が器用であり、絵画や模型などさまざまな趣味を持っています。
口がうまくて世渡り上手な一面もありますが、実は背が低いのを気にしている人物です。ジャイアンと仲が良く、よくのび太を一緒にいじめています。CVは、関智一さんが担当です。
まとめ
『ドラえもん』は、アニメ放送が開始されてから40年以上経った今でも多くの人に親しまれている国民的アニメです。今年も劇場版の公開が決定しており、これからも長く楽しめる作品となっています。
今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の5つです。
- ドラえもんの散歩道
- ドラえもんトラム
- 高岡おとぎの森公園
- 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
- 高岡古城公園
他にも、珈琲ピースや時屋、藤子・F・不二雄ミュージアムなど様々なスポットがありますので足を運んでみてください。大人気作品ドラえもんの生まれた地である高岡市の魅力を聖地巡礼で味わってみましょう。