あの夏で待ってるの聖地巡礼スポット6選!海人たちが映画撮影をしたあの場所まで
『あの夏で待ってる』は、2012年に放送されたオリジナルテレビアニメ作品です。映画制作をテーマに一夏の青春を描いた、切ない恋物語は多くの人気を集めました。
少年少女それぞれが抱える恋の悩みに共感し、心打たれた方も多いのではないでしょうか。あの夏で待ってるの魅力は、自然の美しい世界観と物語ラストの怒涛のストーリー展開です。
物語が進むにつれて目が離せなくなっていく作品となっています。そんな、あの夏で待ってるの舞台は長野県の小諸市です。小諸市には作中に登場したスポットが多くあり、あの夏で待ってるの世界観を楽しめます。
そこで本記事では、厳選したあの夏で待ってるの聖地巡礼スポット6選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
あの夏で待ってるはどんな作品?
『あの夏で待ってる』は高校生の映画制作をテーマにした夏の恋愛ラブコメ作品です。「なにもないけど、なにかしたい」という漠然とした想いを抱えていた主人公の霧島海人は、友人たちと映画を撮ろうとしていました。
そんな時、1人の少女が転入生としてやってきます。彼女の名前は貴月イチカ。なぜか彼女のことが気になる海人は、友人の哲朗の手助けもあって一緒に映画を撮ることになります。
夏休みがスタートして映画を撮影していく中、少年少女たちの関係は少しずつ変化していくことに。そんなある日、イチカの正体が宇宙人であったことが判明し、彼女をめぐる事件が勃発します。
少年少女たちの関係はどうなっていくのか。それぞれの切ない恋心を描いた、一夏の青春ラブコメ作品となっています。
あの夏で待ってるの聖地巡礼スポット6選
あの夏で待ってるは長野県小諸市が舞台となっています。作中の再現度も高く、足を運んでみればあの夏で待ってるの世界観に浸ることができます。
ここからは、厳選したあの夏で待ってるの聖地巡礼スポットを6つ紹介していきます。
海人の通う高校の最寄駅のモデル
海人の姉・七海を見送るシーンで登場
映画の撮影をしていた場所のモデル
みんなで肝試しをした場所のモデル
哲朗が柑菜に告白した場所のモデル
海人がイチカに告白した場所のモデル
それでは1つずつ見ていきましょう。
なつまち聖地①乙女駅
・海人が釣りをしているイチカを見つけたシーン
1つ目のスポットは、乙女駅です。作中では、海人の通う高校の最寄駅やOPで柑菜が座っていたシーンなどで登場しています。柑菜がOPで座っていたベンチも実際にあるため、ぜひ訪れてみましょう。
また、乙女駅の近くには海人が釣りをしているイチカを見つけた橋もあります。再現度も非常に高くなっているため、一度は訪れてみたい聖地です。
なつまち聖地②佐久平駅
・海人の姉・七海を見送るシーン
2つ目のスポットは、佐久平駅です。作中では、海人の姉・七海が海外出張へ行く際に、海人たちが見送りに来ているシーンで登場します。
七海が海人と離れることを悲しみ、号泣しているシーンが印象的です。海人とイチカが七海を送ったあと2人は買い物に出かけます。こちらも再現度が高いため、ぜひ訪れてみてください。
なつまち聖地③小諸城址・懐古園
・映画の撮影をしているシーン
3つ目のスポットは、小諸城址・懐古園です。作中では、映画の撮影をしているスポットとして登場しています。
檸檬先輩の作った映画の脚本が雑すぎて本当に大丈夫なのかと不安に思いつつ、笑ってしまった方も少なくないでしょう。懐古園には、哲朗と美桜が座っていた展望台や懐古神社付近の売店など、作中に登場しているスポットがいくつかあります。
なつまちファンの方は絶対に訪れたい聖地です。
なつまち聖地④布引観音釈尊寺
・みんなで肝試しをしたシーン
4つ目のスポットは、布引観音釈尊寺です。作中では、肝試しをした場所として登場しています。
また、救難ロボの襲来によって、イチカが宇宙人であることがみんなにバレてしまったきっかけの場所です。この出来事を機に物語が一気に進んでいきます。
実際に訪れてみると、かなりの距離を歩くことになるため注意してください。
なつまち聖地⑤北国街道ほんまち町屋館・みはらし庭
・哲朗が柑菜に告白するシーン
5つ目のスポットは、北国街道ほんまち町屋館・みはらし庭です。作中では、哲朗が柑菜に告白したシーンで登場しています。
ずっと自分の気持ちを誤魔化し続けてきた哲朗が、やっと自分の気持ちに素直になった物語における印象的なスポットです。哲朗ファンの方なら一度は絶対に訪れたい聖地になっています。
なつまち聖地⑥みまき大池
・海人がイチカに告白するシーン
6つ目のスポットは、みまき大池です。作中では、海人がイチカに告白する場所として登場しています。
柑菜の激励によってイチカの決意が固まり、2人はやっと恋人同士になることができます。2人の大事なシーンをしっかりとカメラに収めている檸檬先輩がいるのが印象的です。
物語における重要なスポットのため、ぜひ訪れてみてください。
まだまだある!現在も実在する『なつまちスポット』
あの夏で待ってるの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの聖地巡礼スポットを紹介します。
1つずつみていきましょう。
なつまちスポット①首里城
1つ目のスポットは、首里城です。作中では、哲朗の姉・真奈美からのプレゼントで、映画撮影を兼ねて沖縄に行った際に登場しています。
海人の小学校の同級生・香織が、イチカにお詫びとして海人と話す機会を作った際に首里城の瑞泉門やチケット売り場が使われています。首里城での出来事を機に2人の距離は縮まっていくことに。
観光として楽しめるスポットのため、ぜひ訪れてみましょう。
なつまちスポット②西浦ダム
2つ目のスポットは、西浦ダムです。作中では、1話で海人がカメラを回しているシーンで登場しています。
また、イチカが地球に来た際の着陸地点でもあり、海人とイチカが初めて出会った場所です。残念ながら、工事によって作中に登場した西浦ダムは見ることができません。
しかし、周りの風景や作中の雰囲気は味わえます。
なつまちスポット③チャーチストリート
3つ目のスポットは、チャーチストリートです。作中では、海人と柑菜が軽井沢を訪れた際に登場しています。
また、イチカの正体がバレた後、距離を置かれていることに悩む海人が座っていた階段がある場所です。どこからともなく現れた檸檬先輩の助言によって、海人は自分のすべきことを見つけます。
リニューアルによって作中とは異なる場所もありますが、純粋な観光としても楽しめるためおすすめです。チャーチストリート周辺には作中で登場した施設がいくつかあるため、一緒に訪れてみましょう。
あの夏で待ってるの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
あの夏で待ってるの聖地巡礼は、佐久平駅からスタートします。駅周辺の再現度も非常に高くなっているため周辺を回ってみましょう。
次に、乙女駅に向かってイチカが釣りをしていた場所を訪れてみてください。乙女駅を後にしたら、小諸駅に向かいましょう。小諸駅周辺には、懐古園や北国街道ほんまち町屋館、西浦ダムがあります。
懐古園には作中に登場したスポットが多くあるため、ファンの方は必見です。みまき大池や布引観音釈尊寺は駅から距離があり、車で訪れるのがいいでしょう。
チャーチストリートや首里城はさらに遠くなるため、軽井沢と沖縄を訪れた際に寄ってみてください。
あの夏で待ってるの登場人物
あの夏で待ってるでは、以下の6人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
霧島海人(キリシマカイト)
本作品の主人公で、大きなメガネと少し背が低いことが特徴の少年です。両親が亡くなったことで祖父母の家に姉と2人で暮らしています。
趣味は、祖父が使っていた8ミリカメラを使用して撮影すること。西浦ダムでイチカと出会い、ひょんなことから一緒に暮らすようになります。
優しい性格をしていますが、妄想癖がある一面も。CVは、島崎信長さんが担当しています。
貴月イチカ(タカツキイチカ)
本作品のヒロインであり、1学期の終わり間近に海人の学校に留学してきた少女。スタイル抜群の容姿で瞬く間に学園内の注目の的になります。
正体は地球以外の星で生まれた宇宙人。穏やかで知的な人物ですが、地球の文化に慣れていないため、おかしな行動をとる一面もあります。
哲朗に誘われたことをきっかけに一緒に映画を撮ることに。CVは、数々のヒロインを担当してきた戸松遥さんです。
谷川柑菜(タニガワカンナ)
海人のクラスメイトで高校1年生。明るく活発な性格をしており、容姿も整っている人物です。
中学の時に引っ越してきた海人に興味を持ち、いつの間にか好意を抱くようになります。海人たちのグループ内ではリーダー的役割を担っており、物事をはっきりと言う気が強い人物です。
CVは、石原夏織さんが担当しています。
石垣哲朗(イシガキテツロウ)
海人の親友で柑菜の幼馴染。身長が高く、容姿も整っていることから周りの女子から人気がある人物です。
友達想いの優しい性格をしていますが、自分の気持ちを後回しにしてしまう一面があります。映画の制作と美桜に言われた言葉がきっかけで少しずつ自分の気持ちを表にだしていくようになります。
昔から幼馴染の柑菜に想いを寄せています。CVは、荻原秀樹さんが担当です。
北原美桜(キタハラミオ)
柑菜の親友の高校1年生。穏やかなルックスと性格に似合わず、グラマラスな体型の持ち主です。
少し引っ込み思案ではあるものの、哲朗と接していくうちに言いたいことを言えるように成長していきます。物語の途中では、髪をショートに切って明るい性格になっていく一面も。
CVは、阿澄佳奈さんが担当です。
山乃檸檬(ヤマノレモン)
イチカのクラスメイトの高校3年生、家族構成や生い立ち、年齢など多くの謎に包まれている人物です。
映画制作の脚本を担当しており、マイペースな性格をしています。物語の重要なシーンではどこからともなく現れる神出鬼没な人物です。
物語のラストで一般人ではないことが判明しますが、いまだに謎が多く掴めない女性となっています。CVは、田村ゆかりさんが担当です。
まとめ
『あの夏で待ってる』は、アニメ放送後も根強い人気を誇る作品です。ハッピーエンドという訳ではありませんが、見た後にどこかほっこりする内容になっています。
あの夏で待ってるの聖地は再現度が高くなっているスポットが多く非常におすすめです。今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の6つになります。
- 乙女駅
- 佐久平駅
- 小諸城址・懐古園
- 布引観音釈尊寺
- 北国街道ほんまち町屋館・みはらし庭
- みまき大池
他にも、首里城や西浦ダム、チャーチストリートなど、さまざまなスポットがありますのでぜひ足を運んでみてください。あの夏で待ってるの聖地巡礼で一夏の青春を体感してみましょう。