黒子のバスケの聖地巡礼スポット5選!黒子とキセキの世代達の熱い戦いが行われた場所まで
『黒子のバスケ』は、2012年から2015年までの間、アニメ放送されていた大人気漫画作品です。黒子や火神たち誠凛高校とキセキの世代との熱い戦いに、夢中になっていた方も多いでしょう。
アニメと原作のどちらもすでに完結していますが、アニメ放送が終わって約10年たった今でも多くの人に親しまれ続けています。黒子のバスケの魅力は、ミスディレクションやキセキの世代といった中二病心をくすぐる要素が多くあることです。
また、キセキの世代をはじめとする魅力的なキャラクターが多いことも、黒子のバスケが人気の理由のひとつといえます。そんな、黒子のバスケの主な舞台は東京です。
東京には、黒子や火神たち誠凛高校とキセキの世代との熱い戦いが繰り広げられたスポットのモデルが多くあります。
そこで本記事では、厳選した黒子のバスケの聖地巡礼スポット5選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
黒子のバスケはどんな作品?
黒子のバスケは、影の薄い少年・黒子テツヤとその相棒・火神大我がキセキの世代と呼ばれる天才に立ち向かう熱い青春ストーリーです。主人公は、影が薄くバスケもそこまでうまいとはいえない少年・黒子テツヤ。
しかし、黒子は帝光中学校というバスケの強豪校出身であり、キセキの世代の「幻の6人目(シックスマン)」でした。影の薄さを利用したミスディレクションを駆使し、アメリカ帰りの相棒・火神と共に打倒キセキの世代を目指す黒子。
バスケに情熱をかけた少年たちの熱い戦いを描いた青春スポーツ作品となっています。
黒子のバスケの聖地巡礼スポット5選
黒子のバスケの主な舞台は、東京です。作中には、東京にあるスポットが数多く登場しており、足を運べば黒子のバスケの世界観を楽しめます。
ここからは、厳選した黒子のバスケの聖地巡礼スポット5選を紹介していきます。今回紹介するのは以下の5つのスポットです。
インターハイ予選1回戦で誠凛高校と新協学園が試合した会場のモデル
インターハイで桐皇と海常が試合をした会場のモデル
ウィンターカップの開会式が行われた会場のモデル
黒子と青峰がシュートの特訓をしていた場所のモデル
帝光中学のバラバラになったチームをみた桃井が涙を流していた橋のモデル
それでは1つずつみていきましょう。
黒バスの聖地①小金井市総合体育館
・誠凛高校と新協学園が試合したシーン
1つ目のスポットは、小金井市総合体育館です。小金井市総合体育館は、アニメ第1期のインターハイ予選1回戦で誠凛高校と新協学園が試合した会場のモデルになります。
誠凛が新協学園の身長2mを超える選手・パパを圧倒し勝利したシーンが印象的です。また、火神が緑間と初めて対峙した場所でもあります。
体育館の外観などが再現度高く描かれており、作中の世界観を感じられます。
黒バスの聖地②大阪市中央体育館
・インターハイで桐皇と海常が試合をしたシーン
2つ目のスポットは、大阪市中央体育館です。大阪市中央体育館は、インターハイで桐皇と海常が試合をした会場のモデルになります。
黄瀬が青峰を初めて1on1で抜いた名シーンが生まれた場所であり、記憶に残っている方も多いでしょう。キセキの世代のコピーはできないとされていた黄瀬が成長を遂げた、物語においても印象的なスポットです。
黒バスの聖地③東京体育館
・ウィンターカップの開会式でキセキの世代が集合したシーン
3つ目のスポットは、東京体育館です。東京体育館は、ウィンターカップの開会式が行われた会場のモデルになります。
また、高校に進学したキセキの世代が集合したスポットでもあります。なかでも、赤司が火神に対してハサミで攻撃を仕掛けたシーンが印象的です。
さらに、東京体育館はウィンターカップ決勝の誠凛VS洛山の試合が行われた会場です。黒子のバスケの集大成を飾るスポットであり、黒バスファンなら一度は行きたい聖地といえます。
黒バスの聖地④駒沢オリンピック公園
・黒子と青峰がシュートの特訓をしていたシーン
4つ目のスポットは、駒沢オリンピック公園です。駒沢オリンピック公園は誠凛が桐皇に勝った日以降、黒子と青峰がシュートの特訓をしていた場所のモデルになります。
黒子と青峰が中学時代のように仲良くしているシーンに心打たれた方も少なくないでしょう。2人の特訓の成果が「ファントムシュート」であり、その後の陽泉、海常戦で黒子が活躍するきっかけとなります。
黒バスの聖地⑤田楽橋
・黒子と桃井が一緒に帰っているシーン
5つ目のスポットは、田楽橋です。田楽橋は、帝光中学の過去編でバラバラになっていくチームをみた桃井が涙を流していた橋のモデルになります。
キセキの世代それぞれの才能が覚醒し始め、チームが崩壊へと向かっていくシーンであり、記憶に残っている方も少なくないでしょう。この後、黒子がバスケ部を辞めることになる事件が起こります。
桜の季節に足を運ぶと、作中の世界観を味わえるためおすすめです。
まだまだある!現在も実在する『黒バススポット』
黒子のバスケの聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
それでは、1つずつみていきましょう。
黒バススポット①旧石川組製糸西洋館(埼玉)
1つ目のスポットは、旧石川組製糸西洋館です。旧石川組製糸西洋館は、赤司の実家のモデルになります。
作中では、誠凛VS洛山の際に黒子と火神が「天帝の眼(エンペラーアイ)」を破った後、赤司の過去の回想シーンで登場しています。過去の回想シーンを経て、赤司は帝光中学時代の元の赤司征十郎として覚醒することになります。
黒バススポット②浅草寺
2つ目のスポットは、浅草寺です。浅草寺は、アニメ第3期のEDに登場しています。
アレックスや紫原、陽泉のメンバーが浅草を訪れているカットで描かれているスポットです。紫原たちがいたのは仲見世商店街のため、陽泉ファンの方はぜひ訪れてみましょう。
浅草は純粋な観光スポットとしても非常におすすめです。
黒バススポット③成城学園前駅
3つ目のスポットは、成城学園前駅です。成城学園前駅は、秀徳高校の最寄り駅とされる城楽園前駅のモデルになります。
緑間や高尾がキャプテンの大坪と一緒に帰っているシーンで登場したスポットです。大坪と同じ3年の宮地が陰で努力している姿が描かれているなど、秀徳高校のことがわかるシーンとなっています。
再現度も比較的高く、作中の世界観を感じられます。
黒子のバスケの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
黒子のバスケの聖地巡礼は、浅草寺からスタートするのがおすすめです。まずは、EDで紫原をはじめとする陽泉高校のメンバーがいた仲見世商店街を訪れてみましょう。
浅草を楽しんだら、次は東京体育館へ向かいます。ウィンターカップ前にキセキの世代が集合したシーンを再現してみるのもいいでしょう。
次に田楽橋を経由して、駒沢オリンピック公園へ向かうのがおすすめです。黒子と青峰がシュート練習をしていた場所もぜひ訪れてみてください。
その後、成城学園前駅を経由して小金井市総合体育館へ向かいます。最後に赤司邸のモデルとなった旧石川組製糸西洋館を訪れて聖地巡礼は終了です。
それぞれの聖地が離れているため、1日で回るのではなく、数日かけて回るといいでしょう。
また、大阪市中央体育館は大阪にあります。そのため、大阪を訪れた際には足を運んでみてください。
黒子のバスケの登場人物
黒子のバスケは、以下の7人の登場人物を中心に物語が展開していきます。
- 黒子テツヤ(くろこてつや)
- 火神大我(かがみたいが)
- 青峰大輝(あおみねだいき)
- 黄瀬涼太(きせりょうた)
- 緑間真太郎(みどりましんたろう)
- 紫原敦(むらさきばらあつし)
- 赤司征十郎(あかしせいじゅうろう)
1人ずつ人物像をみていきましょう。
黒子テツヤ(くろこてつや)
本作品の主人公で、誠凛高校に通う1年生。中学時代は、帝光中学校「幻の6人目(シックスマン)」としてキセキの世代を支えた人物です。
元々影が薄い存在ではあるものの、内に秘めた闘志は熱く、情熱的な一面を持っています。また、元々の影の薄さとミスディレクションを駆使した見えないパス回しで敵チームを撹乱します。
CVは、文ストの芥川龍之介やSPY×FAMILYのユーリの声を担当している小野賢章さんです。
火神大我(かがみたいが)
黒子と同じ誠凛高校に通う1年生。天賦の才能と高いポテンシャルを持ち、キセキの世代に匹敵する実力を持った人物です。
小学生の頃にアメリカでバスケを学んだ経験があり、圧倒的な跳躍力が武器。試合を重ねるごとに成長し、誠凛の勝利に貢献していきます。
負けず嫌いで、黒子と同様に情熱的な一面がある人物です。CVは、ブルーロックの國神や憂国のモリアーティのワトソンの声を担当している小野友樹さんです。
青峰大輝(あおみねだいき)
キセキの世代の一人で、桐皇学園高校の1年生エース。帝光中学時代は、黒子のかつての「光」であった人物です。
いつも強気で、怒りやすい性格をしています。圧倒的な身体能力を持ち、変幻自在のプレースタイルが特徴です。
青峰といえば「俺に勝てるのは俺だけだ」というセリフが印象的でしょう。CVは、テニスの王子様の跡部や呪術廻戦の両面宿儺の声を担当している諏訪部順一さんです。
黄瀬涼太(きせりょうた)
キセキの世代の一人で、海常高校の1年生エース。青峰に憧れて中学2年生からバスケを始めたものの、ずば抜けたセンスですぐに頭角を表した人物です。
一度見たプレーをすぐにコピーできる特技を持っています。物語終盤では、キセキの世代の技をもコピーした「完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)」を習得し、チームの勝利に貢献します。
CVは、ハイキューの木兎や妖怪ウォッチのエンマ大王の声を担当している木村良平さんです。
緑間真太郎(みどりましんたろう)
キセキの世代の一人で、秀徳高校の1年生エース。コート全体がシュート範囲という脅威の3ポイントシューターです。
「おは朝」の占いコーナーを毎日チェックしており、常にラッキーアイテムを持ち歩いています。キセキの世代の中で最も真面目であり、何事にも人事を尽くすことを大切にしています。
CVは、黒執事のセバスチャンや進撃の巨人のエルヴィンの声を担当している小野大輔さんです。
紫原敦(むらさきばらあつし)
キセキの世代の一人で、陽泉高校の1年生。208cmという大きな体と天性の反射神経によって鉄壁の守備力を誇る人物です。
しかし、バスケに対してはあまり執着はなく、いつもユルい性格をしています。また、お菓子が大好き。
ウィンターカップの誠凛戦では、普段の紫原とは思えない情熱的なプレーを見せます。CVは、銀魂の沖田総悟や鬼滅の刃の伊黒小芭内の声を担当している鈴村健一さんです。
赤司征十郎(あかしせいじゅうろう)
キセキの世代の一人で、洛山高校の1年生。帝光中学時代にはバスケ部のキャプテンを務め、黒子の才能を見出した人物です。
1年生ながら洛山高校でもキャプテンを務めるほどのカリスマ性を持っています。また、未来を見ることができる「天帝の眼(エンペラーアイ)」を駆使し、勝利のために全力を尽くすストイックな人物です。
CVは、進撃の巨人のリヴァイや文ストの江戸川乱歩の声を担当している神谷浩史さんです。
まとめ
黒子のバスケは、見ている人の心を熱くしてくれる作品です。感動できるシーンも多くあり、アニメ・原作が完結してから約10年が経った今も多くの人に親しまれています。
聖地に足を運べば、黒子のバスケの世界観を楽しめるでしょう。今回紹介した黒子のバスケの聖地巡礼におすすめのスポットは以下の5つです。
- 黒バスの聖地①小金井市総合体育館
- 黒バスの聖地②大阪市中央体育館
- 黒バスの聖地③東京体育館
- 黒バスの聖地④駒沢オリンピック公園
- 黒バスの聖地⑤田楽橋
他にも、旧石川組製糸西洋館や浅草寺、成城学園前駅など、さまざまなスポットがありますので足を運んでみてください。黒バスの世界観を現実世界で体感してみましょう。