君の名は。の聖地巡礼スポット5選!瀧と三葉が再会したあの神社まで
『君の名は。』は、2016年に公開された新海誠監督によるアニメーション映画です。主人公の立花瀧とヒロインの宮水三葉が繰り広げる、時を超えたストーリーは大きな反響を呼び、一大ムーブメントを引き起こしました。
その人気は国内だけにとどまらず、世界各国でも多くの人々に親しまれています。『君の名は。』の魅力は、シナリオはもちろん、細部までこだわった作画クオリティの高さです。
長野県の諏訪湖がモデルとなった糸守町の湖や新宿の街並みなど、『君の名は。』といえば、そういった風景を思い浮かべる人も多いでしょう。そんな『君の名は。』のモデルとなった場所は、東京や長野、岐阜県など全国にあります。
そこで本記事では、『君の名は。』の聖地巡礼スポット5選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてみてください。
君の名はってどんな作品?
『君の名は。』は、主人公である立花瀧とヒロインの宮水三葉の時を超えた恋模様を描いています。ある日、東京に住む立花瀧と岐阜県の田舎町に暮らす宮水三葉が目を覚ますと、お互いの身体が入れ替わっていました。
始めは入れ替わりを夢だと思い込んでいた2人でしたが、周囲への影響から現実の出来事だと気づきます。2人はお互いの生活を守るためにルールを決めて生活していました。
入れ替わりを機に少しずつ距離が縮まっていく2人でしたが、ある日を境に入れ替わりが起きなくなってしまいます。三葉を忘れられない瀧は、三葉が住んでいた糸守町を探すことに。
しかし、三葉が住んでいるはずの糸守町は彗星落下の影響で3年前になくなっていました。それを知った瀧は、三葉を救うために奔走していくという物語です。
君の名はの聖地巡礼スポット
『君の名は。』の聖地は東京や岐阜・長野に点在しています。聖地巡礼スポットには再現度の高いものが多く、『君の名は。』ファンなら必見です。
ここからは、厳選した『君の名は。』の聖地巡礼スポットを5つ紹介していきます。
三葉に会うために瀧たちが訪れた駅のモデル
瀧たちが糸守町のことを調べるために訪れた図書館のモデル
瀧たちが糸守町について聞き込みをしている時に訪れた神社のモデル
瀧と三葉が黄昏時に出会った場所のモデル
ラストシーンで2人が再会するシーンに使われた神社のモデル
1つずつ見ていきましょう。
君の名は聖地①飛騨古川駅(岐阜県)
・瀧たちが三葉に会うために飛騨を訪れた際に登場した駅
1つ目のスポットは、飛騨古川駅です。劇中では、滝が三葉に会うために飛騨を訪れた際の駅として登場しています。
駅前には、劇中に登場したタクシー乗り場もあり、『君の名は。』を感じられるスポットになっています。再現度も高く、ポスターにも載っていた場所でもあるため、ぜひ訪れてみましょう。
君の名は聖地②飛騨市図書館(岐阜県)
・瀧たちが糸守町について調べるシーン
2つ目のスポットは、飛騨市図書館です。劇中では、瀧たちが糸守町について調べる際に訪れた図書館のモデルとなっています。
瀧たちが糸守町で起こった彗星落下のことや三葉の安否を知る場所であり、物語において重要なスポットです。飛騨古川駅から徒歩5分ほどで行くことができ、許可をもらえば写真撮影もできます。マナーを守って聖地巡礼しましょう。
君の名は聖地③気多若宮神社(岐阜県)
・瀧たちが三葉を探して地元の人に聞き込みをしているシーン
3つ目のスポットは、気多若宮神社です。劇中では、瀧たちが三葉を探して地元の人に聞き込みをしているシーンで登場しています。
他にも、劇中に登場する『宮水神社』のモデルともいわれている場所です。しかし、宮水神社のモデルとなった場所には諸説あり、飛騨山王宮日枝神社もモデルといわれています。
宮水神社にはどちらの要素も含まれているため、一緒に訪れてみましょう。
君の名は聖地④立石公園(長野県)
・瀧と三葉が黄昏時に初めて出会ったシーン
4つ目のスポットは、立石公園です。立石公園は、瀧と三葉が黄昏時に初めて出会った場所のモデルとなっています。
物語のクライマックスを飾る重要なシーンであり、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。立石公園は、糸守湖のモデルとなった長野県にある諏訪湖の近くにあります。
『君の名は。』ファン必見の聖地のため、諏訪湖と一緒に訪れてみましょう。
君の名は聖地⑤須賀神社(東京都)
・物語のラストで瀧と三葉が再会するシーン
5つ目のスポットは、須賀神社です。須賀神社は、物語のラストシーンで大人になった瀧と三葉が出会う場所として使われています。
お互いの記憶をなくし、なにかを忘れてしまったというもどかしさを抱えていた2人が再会する感動のシーンです。『君の名は。』の中でも特に有名な聖地巡礼スポットであり、再現度も高いため、ファンなら絶対に訪れてみましょう。
まだまだある!現在も実在する『君の名はスポット』
『君の名は。』の聖地巡礼スポットはまだまだあります。ここからはさらに、ファンなら訪れたいおすすめの以下の3つのスポットを紹介していきます。
それでは、1つずつみていきましょう。
君の名はスポット①宮川町落合のバス停(岐阜県)
1つ目のスポットは、宮川町落合のバス停です。劇中では、糸守町を探す瀧たちが座っていたバス停として登場しています。
現在このバス停は使われていませんが、綺麗な形で残っているため聖地巡礼できます。再現度も高く、『君の名は。』を感じられるスポットのひとつです。
君の名はスポット②新宿警察署裏の信号(東京都)
2つ目のスポットは、新宿警察署裏の信号です。劇中では、RADWIMPSが歌う主題歌『前前前世』が流れた際に映し出される新宿の風景のひとつとして使われています。
映画で登場する新宿の街並みの中で、最も印象に残っている人も多いのではないでしょうか。新宿アイランドタワーの赤いLOVEのオブジェの近くから見ると、映画で登場した角度から見ることができます。
君の名はスポット③国立新美術館(東京都)
3つ目のスポットは、国立新美術館です。劇中では、瀧がバイト先の先輩である奥寺ミキとデートした場所として使われています。
国立美術館の中には、2人がランチの際に訪れた『サロン・ド・テロンド』もあります。空に浮かぶカフェとして有名であり、純粋な観光スポットとしても楽しめるためおすすめです。
瀧たちと同じようにサンドイッチセットを食べてみるのもいいのではないでしょうか。
君の名はの聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
『君の名は。』の聖地巡礼は、岐阜県にある飛騨古川駅からスタートします。駅前のタクシー広場を見ながら、飛騨市図書館に向かってみましょう。図書館に行く際には撮影許可をもらうことを忘れないようにしてください。
次に、気多若宮神社へ向かってみましょう。瀧たちが糸守町を探すために通った道を実際に味わえます。
気多若宮神社の後には、宮水神社のモデルとされた日枝神社や宮川町落合のバス停に向かうのがおすすめです。しかし、2つのスポットのある場所が正反対の位置にあり、離れています。そのため、電車を使ってうまくまわってみましょう。
他のスポットは岐阜県にはないため、東京と長野を訪れた際に聖地巡礼してみてください。東京を訪れる際は、新宿駅からスタートして、新宿警察署裏の信号・須賀神社・国立新美術館の順に回るのがおすすめです。
君の名はの登場人物
『君の名は。』は以下の2人を中心に物語が展開していきます。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
立花瀧(たちばななたき)
本作品の主人公であり、東京の都心に暮らす高校生。建築や美術に興味があり、絵を描くことが得意です。
作中でも糸守町の風景を描いており、そのおかげで三葉の出身地が判明します。絵を描くのが得意なだけあって、その画力は相当なものです。
勇敢で行動力があり、三葉の住む糸守町を救うために奔走します。CVは、神木隆之介さんが担当です。
宮水三葉(みやみずみつは)
本作品のヒロインであり、山深い田舎町に住む女子高校生。入れ替わり時には時間に3年のズレがあったため、滝の3個上になります。
素直で優しい性格をしており、東京の華やかな生活に憧れを抱いている人物です。また、宮水神社の巫女でもあり、家系の神社の風習に嫌気がさしています。
CVは、上白石萌音さんが担当です。
まとめ
『君の名は。』は日本のみならず、海外の人にまで親しまれている人気の作品です。瀧と三葉の時を超えたラブストーリーは多くの人に感動を与えました。
そんな『君の名は。』の世界観をぜひ聖地巡礼で体感してみましょう。今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の5つです。
- 飛騨古川駅
- 飛騨市図書館
- 気多若宮神社
- 立石公園
- 須賀神社
他にも、宮川町落合のバス停や新宿警察署裏の信号、国立新美術館など、さまざまなスポットがあるためぜひ足を運んでみてください。『君の名は。』の聖地巡礼であなたも時を超えてみましょう。