ゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼スポット7選!鬼太郎たちの住む森のモデルまで
『ゲゲゲの鬼太郎』は1968年にアニメ第1期が放送されてから、50年以上ものあいだ親しまれ続けている国民的アニメです。アニメ第1期の放送開始以降、約10年ごとに新作が制作され、全国に妖怪ブームを引き起こしました。
2018年放送のアニメ第6期ではネコ娘のビジュアルが大きく変わったこともあり、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。時代の移り変わりとともに、観る人に合わせた変化を遂げていることがゲゲゲの鬼太郎が人気な理由のひとつです。
そんなゲゲゲの鬼太郎の聖地は、東京都と鳥取県にあります。作中に登場したスポットもあれば、鬼太郎をモチーフにして作られた施設など、鬼太郎の世界観を感じられるものが用意されています。
そこで本記事では、厳選したゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼スポット7選を紹介します。聖地巡礼に興味のあるアニメファンの方は、ぜひ参考にしてください。
ゲゲゲの鬼太郎はどんな作品?
『ゲゲゲの鬼太郎』は、幽霊族の最後の生き残り・鬼太郎が仲間たちと共に悪事を働く妖怪を退治していく物語です。主人公である鬼太郎は幼い頃、人間に育てられていました。
しかし、人間の世界にうまく馴染めなかった鬼太郎は、目玉おやじの姿で復活した父親と共に旅に出ることに。やがて、ネコ娘や子泣き爺、砂かけ婆に出会った鬼太郎は、人間と一線を置いた生活をしながらも悪事を働く妖怪を退治するようになります。
妖怪ポストに届く救いを求める声のために闘う、鬼太郎とその仲間たちを描いた物語です。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼スポット
ゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼スポットは、東京都調布市と鳥取県境港市にあります。どちらも作者である水木しげる先生にゆかりのある地として有名です。
ここからは、厳選したゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼スポットを紹介していきます。今回紹介するのは以下の7つのスポットです。
鬼太郎をはじめとした177体の妖怪ブロンズ像がある場所
ゲゲゲの鬼太郎をはじめとする水木しげる作品の展示物がある施設
水木しげるロードにある妖怪をモチーフにした神社
水木しげる先生が監修した妖怪のテーマパーク
鬼太郎たちが暮らすゲゲゲの森につながる玄関口のモデル
妖怪ポストが立っている商店街のモデル
妖怪ショップや妖怪喫茶、妖怪ギャラリーの3つが揃ったお店
それでは1つずつ見ていきましょう。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地①水木しげるロード
・第6期の蟹坊主の回で境港の街並みが流れるシーン
1つ目のスポットは、水木しげるロードです。ゲゲゲの鬼太郎の聖地といえば、まずここを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
水木しげるロードは作中にも登場しており、鬼太郎をはじめとした177体もの妖怪ブロンズ像があります。他にも、目玉おやじの形をした街灯や妖怪影絵のスポットライトなど、鬼太郎に関するものが数多く用意されているスポットです。
初めての方からリピートの方まで何度でも楽しめるようになっています。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地②水木しげる記念館
2つ目のスポットは、水木しげる記念館です。水木しげる記念館には、ゲゲゲの鬼太郎をはじめとする水木しげる作品の原画やコレクションが展示されています。
たくさんの妖怪が棲む「妖怪洞窟」や原画を展示する「水木ギャラリー」などがあり、非常に楽しめるスポットです。2024年4月20日にリニューアルオープンしているため、ぜひ訪れてみましょう。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地③妖怪神社
・第6期の大鳥取帝国の回で境港の街並みが流れるシーン
3つ目のスポットは、妖怪神社です。妖怪神社は水木しげるロードにある神社で作中にも登場しており、パワースポットとしても人気があります。
神社の前には「目玉おやじ清めの水」があり、目玉おやじをイメージした御影石の球体が回っています。他にも、一反もめんをかたどった鳥居や不思議な逸話を持つ「目玉石」など、ゲゲゲの鬼太郎に関連したものが多くあるスポットです。
水木しげるロードへ訪れた際には必ず寄ってみましょう。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地④ゲゲゲの妖怪楽園
・第6期の海座頭の回で庄司おじさんがビールを飲んでいたシーン
4つ目のスポットは、ゲゲゲの妖怪楽園です。ゲゲゲの妖怪楽園は水木しげる先生が監修した妖怪のテーマパークであり、妖怪射的などの様々なゲームが楽しめます。
作中では、港大漁祭の際に庄司おじさんや子泣き爺が飲んでいるシーンで登場しました。また、妖怪楽園にはオリジナルグッズや妖怪喫茶の妖怪ラテが販売されており、鬼太郎ファンの方は必見のスポットです。
入場料も無料と良心的なため、ぜひ訪れてみましょう。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地⑤布多天神社
・鬼太郎たちが人間界へ向かうシーン
5つ目のスポットは、布多天神社です。作中では、鬼太郎たちが暮らすゲゲゲの森につながる玄関口として第6期のOPなどで登場しています。
布多天神社の裏にある雑木林は鬼太郎たちが住んでいるとされ、「鬼太郎の森」とも呼ばれているスポットです。また、布多天神社では鬼太郎おみくじを楽しめます。
東京都調布市を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地⑥天神通り商店街
・まなが妖怪ポストに手紙を投函するシーン
6つ目のスポットは、天神通り商店街です。作中では、妖怪ポストが立っている商店街のモデルで登場しています。
また、天神通り商店街は「鬼太郎通り」とも呼ばれ、ゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪たちのモニュメントがあるスポットです。布多天神社へ繋がる商店街であり、さまざまなお店があるため、聖地巡礼の際の休憩に食べ歩きを楽しんでみるのもいいでしょう。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地⑦鬼太郎茶屋
7つ目のスポットは、鬼太郎茶屋です。鬼太郎茶屋には、妖怪ショップや妖怪喫茶、妖怪ギャラリーの3つが揃っています。
妖怪喫茶ではぬりかべのベンチや妖怪たちがお出迎えをしてくれ、オリジナルの妖怪メニューが楽しめます。ぬりかべの形をしたおでんや、一反もめんのサンデーが用意されているため、ぜひ味わってみましょう。
妖怪ショップ限定のオリジナルグッズも必見です。
ゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼はどのルートがおすすめ?
ゲゲゲの鬼太郎の聖地巡礼は、東京都調布市を訪れる際には調布駅からスタートします。まずは、調布駅から徒歩1分の天神通り商店街を通って布多天神社を目指しましょう。
布多天神社にある「鬼太郎の森」は入ることはできませんが、一目みておくのがおすすめです。次に、鬼太郎茶屋を訪れて東京都調布市の聖地巡礼は終了になります。
鳥取県境港市を訪れる際には、境港駅からスタートします。まずは、すぐ近くにある水木しげるロードへ向かいましょう。
水木しげるロードを進んでいけば、妖怪神社や水木しげる記念館、ゲゲゲの妖怪楽園があります。それぞれの施設を楽しみつつ、水木しげるロードで妖怪を探したり、夜の妖怪影絵のスポットライトを楽しんでみてください。
ゲゲゲの鬼太郎の登場人物
ゲゲゲの鬼太郎には、様々な個性あふれる妖怪たちが登場します。その中でも、特に重要な人物は以下の4人です。
1人ずつ人物像を見ていきましょう。
鬼太郎
本作品の主人公で、妖怪の中でも特に強い力を持った幽霊族最後の生き残り。普段は父親である目玉おやじと共にゲゲゲの森でのんびり暮らしています。
妖怪ポストに妖怪が悪事を働く知らせが届くと人間の世界へやってきます。性格はシリーズごとに変化するのが特徴的です。
リモコン下駄や祖先の霊毛で作ったちゃんちゃんこなどを用いて妖怪と戦います。CVはシリーズごとに変わり、第6期は沢城みゆきさんが担当です。
目玉おやじ
鬼太郎の父親で幽霊族。かつて重い病気で命を落とすものの、赤ん坊だった鬼太郎への強い想いから目玉の妖怪として生き返った人物です。
物知りで妖怪のことに詳しく、鬼太郎の相談役として様々なアドバイスをしています。茶碗風呂に入ることが日課であり、気分で味を変えることも。第6期のCVは野沢雅子さんが担当しています。
ネコ娘
鬼太郎の幼馴染である猫の妖怪。シーズンごとにキャラクターデザインが大きく変化し、第6期ではスタイルの良い美少女になっています。
身体能力が高く、鋭い爪と敏捷な動きで妖怪たちと戦います。また、ねずみ男の天敵ともいえる存在であり、ねずみ男が悪さをすると目の色を変えて襲いかかる一面も。第6期のCVは、庄司宇芽香さんが担当しています。
ねずみ男
鬼太郎に付きまとう人間と妖怪のハーフ。お金と権力が大好きで、何よりも金儲けを優先する人物です。
自分の損得勘定で敵にも味方にもなり、怪しげなビジネスに手を出してはトラブルを引き起こしています。また、強力な悪臭を放つ口臭の持ち主で、その悪臭は妖怪すらダウンさせるほど。第6期のCVは、古川登志夫さんが担当しています。
まとめ
ゲゲゲの鬼太郎は、50年以上ものあいだ親しまれ続けている大人気作品です。シリーズごとにキャラクターの性格や物語のテイストが異なっており、時代に合わせた鬼太郎たちの物語を楽しめます。
約10年に一度アニメ化されているため、第7期も楽しみにしておきましょう。今回紹介した聖地巡礼におすすめのスポットは以下の7つです。
- 水木しげるロード
- 水木しげる記念館
- 妖怪神社
- ゲゲゲの妖怪楽園
- 布多天神社
- 天神通り商店街
- 鬼太郎茶屋
どのスポットもゲゲゲの鬼太郎の世界観を感じられる場所になっているため、ぜひ足を運んでみてください。